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2024/4/27

【ポリウレア】J・システム、超高速硬化性樹脂化合物を用いた太陽光発電パネル設置工法の提供開始

 J・システムが、ライノジャパンの超高速硬化性樹脂化合物「ポリウレア」を用いた新施工技術による太陽光発電パネル設置工法の提供を開始した。

■サービス開発の背景
 近年世界中で広がる脱炭素への取り組み、日本の電力事情、および災害が多発する社会的背景により事務所や工場などに設置し、発電した電気を創って使う「自家消費型太陽光発電」の導入が急速に拡大している。
 J・システム株式会社ではこれらのニーズに対応するために、屋根だけに限らず様々な場所での太陽光パネル設置のご要望に対応出来る、従来の架台工事を行わず超高速硬化性樹脂化合物「ポリウレア」を塗布することで太陽光パネルの設置を行うことが可能な新工法を開発した。

■超高速硬化性樹脂化合物「ポリウレア」とは?
 ポリウレアとは、イソシアネートとポリアミンの化学反応で生成されるウレア結合を基本とした樹脂化合物。 防水性、耐薬品性、耐摩耗性、耐熱性、防食性に非常に高い能力を発揮する、様々な用途で対象物の強度を劇的に高めるライニング材。

■ポリウレアの特徴
1. 高強度・超長寿命・高弾性といった特性を持っている
2. 硬化時問が早く、無溶剤・無触媒で環境にやさしい材料
3. コンクリート、プラスチック、金属などに施工可能
4. ポリウレタンと異なり加水分解しない
5. 低温でも施工が可能

「ポリウレア」を用いた新施工技術による太陽光発電パネル設置工法
1)屋根の耐荷重超過問題の解決
 従来の工法では、設置するための補強機材の重さで、屋根の耐荷重が超過してしまい、設置できないケースが多々ありました。ポリウレア工法の場合、補強機材を大幅に削減することができる。

2)ボルト穴からの浸水・浸食の課題の解決
  従来の工法では、設置するために床に開けた穴から浸水・浸食が起こるケースが多かったのですが、ポリウレア工法の場合、ポリウレアで覆うことで補強・防水加工ができ、浸水・浸食を防ぐことができる。

カテゴリー
コンバーティングプロダクツ&テクノロジー

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