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2024/6/3

【ポリスチレン】東洋インキスチレン、千葉県市原市とポリスチレンケミカルリサイクルプラント稼働に伴う拠点回収に関する事業連携協定を締結

 東洋スチレンは、ポリスチレンケミカルリサイクルプラント稼働に伴い、筆頭株主であるデンカとともに、千葉県市原市と、市原市内で発生した使用済みポリスチレン製品の拠点回収に関する事業連携協定を、2024年5月24日に締結した。

【同取り組みの回収品目】

 SDGs未来都市である市原市は、循環型社会形成の推進に資することを目的として「市原発サーキュラーエコノミーの創造」を掲げており、2023年7月から9月にかけて使用済みポリスチレン製品の試験回収を実施した。その結果をもとに、2024年7月より公共施設などを利用した使用済みポリスチレン製品の拠点回収を開始する。回収した使用済みポリスチレン製品は、東洋インキスチレンのポリスチレンケミカルリサイクルプラントに順次投入し、熱分解することにより再生されたリサイクルスチレンモノマーを使用した「リフレッシュポリスチレン」として再び社会に供給する。
 今後市原市と東洋スチレンおよびデンカは、今回の協定を契機として、さらに密接な協力関係を築き、市原市内で発生した使用済みポリスチレン製品の回収システムの更なる展開を加速させるとともに、サーキュラーエコノミーを実現することで、地域社会の発展に貢献していく。

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