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2025/7/28

【ポリブタジエン】エボニック、ドイツ・マールでグリーン電力を使用し「 POLYVEST」を生産

・7 月 1 日以降、グリーン電力を使用してドイツ・マールでPOLYVESTを生産
• 2030 年までに排出量 25%削減を目標に掲げ、持続可能な製品開発の支援を行う
• POLYVEST製品は ISCC Plus 認証を受けた eCO グレード製品

 エボニックインダストリーズ(本社:ドイツ、エッセン)の塗料・接着剤樹脂部は、2025 年 7 月 1 日より、ドイツ・マールにおけるポリブタジエン製品の生産に再生可能エネルギー由来の電力(グリーン電力)を使用している。この取り組みは、2021年から 2030 年までにスコープ 1および 2の排出量を 25%削減するなど、2030年までの環境目標達成に向けたエボニックのサステナビリティ戦略の一環として実施されている。POLYVESTのサステナビリティ事業マネジャーを務めるサスキア・ヤヴォルスキ(Saskia Jaworski)氏は、「ネットゼロの実現を目指す過程において、製品のサステナビリティを強化するお客様のお手伝いができることを嬉しく思います。当社にとって CO2 排出量の削減は、間違いなく製品の付加価値となっています」と述べている。
 POLYVESTの 2つの生産施設におけるグリーン電力への転換を決断したことは、POLYVEST生産のサステナビリティ強化における新たなマイルストーンとなる。近年、すべての POLYVEST製品は、ISCC Plus 認証を受けたマスバランス方式で生産する eCO グレード製品として、段階的に市場に導入されてきた。
 この取り組みは、エボニックのグリーン電力に対する広範なコミットメントに基づいて実施されている。2025年から、複数の電力購入契約(PPA)を締結し、持続可能なエネルギー調達への取り組みをさらに推進していく。
 POLYVESTは、さまざまな化学組成を持つ液体ポリブタジエンです。すべての POLYVESTグレードは、その特徴的な微細構造により優れた反応性を示し、自動車、建設、エレクトロニクス産業などの幅広い用途に使用できる。

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