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2025/6/20

【マイクロ波発振器】マイクロ波化学、横浜ラボを開設し内製化プロジェクトを本格始動

 マイクロ波化学は、横浜企業経営支援財団(理事長:小林英二)が運営している横浜新技術創造館リーディングベンチャープラザ(神奈川県横浜市鶴見区小野町75-1)内に新たな研究拠点「横浜ラボ」を開設し、2025年7月1日から稼働を開始しする。同ラボは、マイクロ波発振器の内製化を目指すプロジェクトの拠点となる。

入居する横浜新技術創造館リーディングベンチャープラザの前にて撮影
左より、公益財団法人横浜企業経営支援財団の堀口和美常務 、小林英二理事長、
マイクロ波化学の吉野 巌代表取締役社長CEO 、相澤修一プロジェクトリーダー

背景
 マイクロ波化学は、電子レンジにも用いられるマイクロ波を活用して、次世代のモノ作りと脱炭素社会の実現に貢献する「マイクロ波ソリューション事業」を展開している。「事業計画及び成長可能性に関する事項」に示した中期ビジョン(2025年5月9日発表)に掲げる、鉱山プロセス、ケミカルリサイクルといった注力領域の「社会実装フェーズ」への移行を見据え、今後は高品質なマイクロ波発振器の安定供給体制の構築が不可欠となっている。また、加熱用途に特化したマイクロ波発振器の開発を通じて、コスト削減と普及促進を図ることも目的としている。

プロジェクトの概要
 マイクロ波化学は、2024年よりマイクロ波発振器の開発に着手しており、さらにこの取り組みを加速すべく、長年マイクロ波装置分野に従事してきた技術者を迎え、「マイクロ波発振器内製化プロジェクト」を正式に立ち上げた。横浜ラボでは、発振器の設計、試作、検証までを一貫して行い、実用化に向けた開発を本格化させる。
 プロジェクトリーダーの相澤修一氏は、日本高周波にて、事業部長・技術本部長を歴任。1997年~2008年まで高エネルギー加速器研究機構に出向。大電力高周波デバイスのエキスパートとして活躍し、2025年にマイクロ波化学へ入社。1986年3月日本工学院専門学校電子工学科卒業。

今後の展望
 2026年度末までにマイクロ波発振器の試作機完成を予定し、その後、本社ラボ・大阪事業所および各プロジェクトへの供給を開始する。さらに、量産体制が整い次第、外部販売も視野に入れている。マイクロ波化学は、マイクロ波発振器の内製化を通じて、「マイクロ波プロセスをグローバルスタンダードに」というビジョンの実現に向け、歩みを進めていく。

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