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2024/7/23

【ワークショップ】OKI、「小学生向けラベル印刷ワークショップ」を開催

 OKIグループのプリンター製造会社であるOKIデータMES(ODMES)は、7月9日、福島市立水保小学校5年生の児童10名を対象に「ラベル印刷ワークショップ」を開催した。これは、工場見学とワークショップを通じて、子どもたちにモノづくりの楽しさを体験してもらうことを目指す取り組み。

工場見学の様子


 ODMESはコロナ禍においても小学生向けのリモート工場見学などを実施してきた。昨年は4年ぶりにリアルでの「モノづくり体験会」を開催し、参加した水保小学校の子どもたちから好評を得た。今年は、ラベルプリンターを使って印刷の仕組みを学ぶワークショップを開催した。

 当日、ODMESを訪れた子どもたちは、まず会社概要とODMESで製造されているプリンターについて説明を受けた。その後は実際にプリンターを製造している工場に移動して、基板の部品実装ラインや、組立の様子を見学した。

 見学後のワークショップでは、静電気を発生させた下敷きを使用した文字の転写体験を通じて、カラーラベルプリンター「PLAVI Pro1050」のトナー印刷の仕組みを学んだ。また、新幹線のイラストを長尺印刷する様子を見学し、印刷されたイラストをマイクロスコープで拡大して、カラフルなイラストがプリンターの4色のインクの組み合わせで成り立っていることを確認した。ワークショップの最後には、記念品として、子どもたちが事前にデザインした図案を印刷したシールと、当日撮影した集合写真を印刷したクリアファイルが、参加者全員に贈呈された。参加した子どもたちからは、「基板には米粒よりも小さな部品がついていると思っていなかった」「正しい製品をつくるために、たくさんの機械が使われ、いろいろな工夫がされていると思った」などの感想が聞かれた。

文字の転写体験









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