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2024/10/9

【再生可能エネルギー】コニカミノルタ、グループの複合機およびデジタル印刷システムのトナーを除く全グローバル生産拠点で100%達成

 コニカミノルタは、国内のデジタル印刷システム生産拠点であるコニカミノルタメカトロニクスで、使用電力の100%が再生可能エネルギー(以下 再エネ)由来となり、これをもってコニカミノルタグループの複合機およびデジタル印刷システムのトナーを除くグローバル全生産拠点で再エネ100%を達成した。

 コニカミノルタメカトロニクスは、コニカミノルタの主力製品であるデジタル印刷システムなどの生産会社であり、画像、光学、精密に関する部品生産や組立で培った生産技術と技能をベースにした現場力と、生産ラインの自動化をはじめとするデジタル活用を組み合わせた「生産DX」を構築し、生産変革の「場」を創出し続けている。
 コニカミノルタメカトロニクスは、2021年より本社に太陽光発電システムを導入(※1)しており、本社工場の電気使用量の約13%(※2)を賄っている。この本社工場を含む同社の計4拠点の電力使用量に対して、「トラッキング付き非化石証書」を2024年度より調達・適用することで、コニカミノルタメカトロニクスは再エネ100%(※3)を達成した。
 この度の達成によって、国内外のコニカミノルタグループの複合機およびデジタル印刷システムのトナーを除くグローバル生産拠点の全てで再エネ100%となった。

【コニカミノルタの「ネットゼロ」への取り組み】
 コニカミノルタは「気候変動への対応」というマテリアリティのもと、ライフサイクル全体のCO2排出量削減に取り組み、着実に削減実績を積みあげてきた。2009年に長期環境ビジョン「エコビジョン2050」を策定し、昨年5月には、製品ライフサイクルCO2について従来の80%削減から、2050年にネットゼロにする新ビジョンとした。また、再生可能エネルギー100%での事業運営を目指す国際リーダーイニシアチブ「RE100」に加盟している。2050年までに自社の事業活動で使用する電力の調達を100%再生可能エネルギー由来にすることで、ネットゼロに向けた削減の実行力を高めていく。このような取り組みが評価され、2024年7月には、パリ協定の目標達成を支援する組織であるSBTイニシアチブから「ネットゼロ目標」の認定を取得している。

※1 : PPA(Power Purchase Agreement : 電力販売契約)を利用
※2 : 2023年4月〜2024年3月の電力使用実績から算出した推定値
※3 : 再生可能エネルギー由来電力比率

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