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2025/8/26
【再生PET】キユーピー、市販用ドレッシング類の380mlサイズ全10品に100%再生PET樹脂ボトルを採用
キユーピーは、380mlサイズの市販用ドレッシング類※1全10品について、100%再生PET樹脂※2を使用したボトルを採用し、9月上旬以降、順次切り替える。これにより、年間で新たなプラスチック使用量を約1600トン削減、CO2排出量を約1400トン削減できる見込みである(前年出荷実績に基づく同社試算)。

※1 ドレッシングおよびノンオイル等のドレッシングタイプ調味料
※2 主に清涼飲料水用のPETボトルを回収し、粉砕・洗浄後、高温下で一定時間処理し、汚れを除去する方法「メカニカルリサイクル(物理的再生法)」で再生したPET樹脂
約9割の市販用ドレッシング類が再生PETを含むボトルに
近年、飲料では再生PET樹脂を使用したボトル(以下、再生PETボトル)の利用が広がっている。キユーピーでは、油や酢など幅広い原材料を含む調味料でも安全に再生PETボトルを使用するため、食品4社での共同研究や独自の検証を重ねてきた。安全性を確認し、これまでにテイスティおよび機能性表示食品ドレッシングに再生PET100%ボトルを、180mlサイズの市販用ドレッシング類に再生PET30%ボトルを採用してきた。
今回さらに対象を拡大し、380mlサイズ全10品を再生PET100%ボトルに切り替える。180mlに比べて1本当たりのプラスチック使用量が多く、出荷本数の多い380mlの切り替えにより、新たなプラスチック使用量の削減見込みは年間で約1,600トンと、キユーピーが進めてきたドレッシングの再生PET化の中では最大規模である。切り替え後には、順次パッケージに独自のecoラベルを付与し、環境に配慮した容器であることを顧客に訴求していく。
キユーピーは、グループのサステナビリティ目標に「2030年度にプラスチック排出量削減率30%以上(2018年度比)」を掲げている。380mlサイズの切り替えで、市販用ドレッシング類の約9割が再生PETを含むボトルとなり、目標達成へ大きな前進である。2024年には日清オイリオグループと協働で使用済み油付きPETボトル回収の実証実験を行った。将来的には油を使用した商品のPETボトルが資源として生かせる社会を目指して取り組みを加速し、循環型社会の構築に貢献していく。

サステナビリティサイト「プラスチックの削減・再利用」
https://www.kewpie.com/sustainability/eco/plastic/
【参考】キユーピー ドレッシングにおける再生PETボトル採用の取り組み

※3 表中の商品画像は実施当時のもの
※4 キユーピーアヲハタニュース 2021 No.56参照
※5 キユーピーアヲハタニュース 2023 No.51参照
※6 キユーピーアヲハタニュース 2024 No.66参照
※7 キユーピーアヲハタニュース 2024 No.47参照
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