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2024/4/25

【分析計測機器・医用機器】Shimadzu Middle East & Africa、業容拡大に向けて物流・ラボ・システムGC組み立て機能強化

 島津製作所の中東・アフリカ地域統括会社であるShimadzu Middle East & Africa FZE(本社:アラブ首長国連邦ドバイ首長国、以下SMEA)は、新たな本社事務所を竣工した。新事務所への移転によって、分析ラボや医用機器のトレーニングセンターを大幅に拡充する。ガスクロマトグラフ(GC)のカスタマイズ製品の組み立て・出荷機能も充実させた。中東・アフリカ地域における島津ブランドの強化と、同地域で旺盛な需要を見込めるGCの石油・ガス・化学市場での拡販に、より一層注力していく。
 SMEAは2007年の会社設立以来、ドバイの経済特区に本社を構えていたが、業容の拡大および事務所の老朽化に伴い、同じ特区に事務所を新築・移転した。新事務所の延べ床面積は旧事務所比約4倍となる約3,800m2で、そのうちラボスペースは従来比5倍の300m2規模となった。ラボ内には、顧客や代理店向けのセミナー室や、顧客向けにウェビナーを配信するスタジオなどコミュニケーション機能も拡充している。
 島津製作所は長期的な経済成長が見込める中東・アフリカ地域において様々な用途向けに分析計測機器・医用機器を提供して、社会の発展に寄与していく。

クロマトグラフ、質量分析計、光分析装置など当社分析計測機器を設置したラボ

<新本社事務所の概要>
住所:Jebel Ali Free Zone, U.A.E.
敷地面積:6,519m2
竣工:2024年3月
投資総額:300万ドル(建物・設備含む)
ラボに設置している装置:ガスクロマトグラフ、液体クロマトグラフ、ガスクロマトグラフ質量分析計、液体クロマトグラフ質量分析計、分光光度計、フーリエ変換赤外分光光度計など

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