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2026/2/13
【化学研究の自動化】日本ゼオン、Chemify社に戦略的投資。分子設計から合成・分析・解析までの自動化により新材料開発スピードを加速

日本ゼオンは、CVCを運営する子会社Zeon Ventures Inc. (米国カリフォルニア州、代表者:高橋 和弘)を通して、急速な成長段階にあり、化学研究の自動化を推進する英国スタートアップ Chemify, Ltd.(以下、Chemify社)に戦略的に投資した。日本ゼオンはこの投資を通じ、化学研究の効率化を推進し、新材料開発におけるスピードアップを図る。
Chemify社は化学研究の自動化では最も先行しているスタートアップの1つで、昨年にはスコットランド・グラスゴーに分子設計と合成に特化した最先端全自動ラボを開設している。ラボでは、AIおよび機械学習(ML)による分子設計から合成、分析、解析までのサイクルを完全自動化することで、構想から化合物合成までの時間を10分の1以下に短縮することに成功した。これにより、先端材料などの領域で、従来にないスピードでのイノベーション創出が期待される。
多くの化学会社は、AIの活用やロボットによる実験の自動化を進め、地球温暖化や高齢化といった人類が直面する課題の解決に取り組んでいる。日本ゼオンにおいても、化学研究のデジタル化・自動化をその黎明期から導入し、新たな研究のあり方を模索してきた。今回の投資・連携を通じて、Chemify社の最先端技術を活用し、社会課題の解決に資する新材料の創出を目指す。
日本ゼオンは、中期経営計画STAGE30において「モビリティ」「医療・ライフサイエンス」「情報通信」「GX」を成長4分野と定め、リソースを集中投入することで、同分野における売上高比率を2028年度に48%まで引き上げることを掲げている。
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