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2024/12/26
【半導体】リックス、「半導体後工程自動化・標準化技術研究組合(SATAS)」に加入。福岡県本社の企業としては初
リックスは、半導体後工程自動化・標準化技術研究組合(SATAS)に加盟した。同組合に福岡県本社を置く企業が加入するのは初めて。
SATASは半導体メーカー「インテル」が主幹となり、半導体メーカー・半導体製造装置や自動搬送装置メーカー・標準化団体などによる企業と団体で組織する組合。半導体製造のパッケージング・アセンブリーやテスト工程(以下、後工程)のトランスフォーメーションおよび完全自動化を目的として、2024年4月16日に設立された。
SATASは、後工程自動化に必要な技術およびオープンな業界標準仕様の作成、装置の開発と実装、統合されたパイロットラインでの装置の動作検証を行い、2028年の実用化を目指す。同事業で得られた知見や技術を既存および新規工場へ導入・実装していくことが、実用化における重要な目標となる。
リックスはメーカー機能として「精密洗浄技術」「メカトロ&システム化技術」を強みにしている。それらの技術を活かした製品を半導体業界向けに販売してきた。SATASが設ける6つの研究領域のうち「プロセスセル」(最先端半導体の組立工程における洗浄工程分野)にて、同社が培ってきた洗浄技術、システム化技術を提供することで、後工程の自動化・標準化に貢献していく。
同社がSATAS内で担う役割と具体的な活動は次の通り。
1.工程自動化に必要な技術開発
2.ワーキンググループ参加など
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