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2024/6/3

【半導体】住友化学、パワーエレクトロニクスに関連する世界最大級の展示会「PCIM Europe 2024」出展

 住友化学は、2024年6月11日~13日に、ドイツ・ニュルンベルクで開催されるパワーエレクトロニクスに関連する展示会「PCIM Europe 2024」(Power Conversion, Intelligence Motion)に出展する。ブース番号はHall 5-344。同展示会は1979年から毎年開催されており、世界中の最新技術や製品が集結する。なお、電力を変換、制御、供給する技術を扱うパワーエレクトロニクス分野の専門家が集まる国際会議も併せて開催される。
 住友化学は、次世代パワーデバイス向け半導体材料として期待されるGaN(窒化ガリウム)基板と高純度GaN on GaNエピタキシャルウェハ(GaN基板の上に高純度GaNを結晶成長させたもの)を出展する。GaNパワーデバイスは、生成AIの隆盛により電力消費量が増大するデータセンターのサーバー電力省エネルギー化や、電気自動車(EV)の航続距離を伸ばすためのバッテリー電力変換効率向上などに貢献が期待されている。
 出展するGaN基板は、パワー半導体プロセスに要求されるウエハサイズに応えるため、レーザー用途で製品実績がある2インチ基板の結晶育成と加工技術をブラッシュアップして、6インチ基板を開発している。

GaN基板 左から2インチ(量産)、4インチ(量産)、6インチ(開発中)
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