アーカイブ情報
2024/12/3
【半導体】2024年第3四半期の世界半導体製造装置販売額は前年同期比19%増
SEMI(本部:米国カリフォルニア州ミルピタス)は、12月2日(米国時間)、半導体製造装置(新品)の2024年第3四半期における世界総販売額が、前年同期比19%増、前期比では13%増の303.8億ドルであったことを発表しました。このデータの詳細は、SEMIが発行する世界半導体製造装置市場統計(WWSEMS)レポートで提供される。
地域別の四半期装置販売額(10億ドル単位)と前期比/前年同期比は次の通り。
地域 3Q2024 2Q2024 3Q2023 3Q(前期比) 3Q(前年同期比)
中国 12.93 12.21 11.05 6% 17%
台湾 4.69 3.90 3.76 20% 25%
韓国 4.52 4.52 3.85 0% 17%
北米 4.43 2.40 2.50 85% 77%
日本 1.74 1.61 1.80 8% -3%
欧州 1.05 0.94 1.70 11% -38%
その他地域 1.01 1.20 0.89 -16% 14%
合計 30.38 26.78 25.56 13% 19%
出所・SEMI ( www.semi.org ) および SEAJ ( www.seaj.or.jp/ ), 2024年12月
注: 数字を丸めているため合計値が合わない場合がある。
SEMIのプレジデント兼CEOのAjit Manocha(アジット・マノチャ)氏は次のように述べている。
「第3四半期における半導体製造装置の世界販売額は、AIの普及や成熟技術の生産を支えるための投資を背景に、力強い成長を記録しました。装置投資の成長が、チップ製造のエコシステム強化を目指す複数地域に広がる中、北米が前年比で最大の伸びを記録した一方で、中国は引き続き最大の購入地域となりました」
WWSEMSは、SEMIと日本半導体製造装置協会(SEAJ)が共同で、それぞれの会員企業から提出されたデータを集計した世界半導体製造装置産業の月次販売額の統計レポートである。
- カテゴリー
- コンバーティングニュース