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2026/1/7
【卓上コロナ放電式イオナイザ】島津製作所、世界で初めて電池研究・開発での静電気除去に使える、窒素ガス環境に特化した「STABLO-AP-N2」発売

島津製作所は2026年1月7日に世界初となる窒素ガス環境で除電効果のある卓上コロナ放電式イオナイザ「STABLO-AP-N2」を発売した。近年、グリーントランスフォーメーションやカーボンニュートラルに関連する各種電池の研究開発が活発。新規材料およびその原料は活性が高く、吸湿や窒化、酸化などをしやすく大気環境での取扱いが困難。そのため、研究開発ではアルゴンガスが充満した精密グローブボックス(酸素、水分濃度1ppm以下)が広く用いられている。一方、窒化の懸念が少ない材料は、安価な窒素ガスが使われる。
窒素ガスに特化した卓上コロナ放電式イオナイザはとしては世界初となる。従来のイオナイザでは使用できなかった窒素ガスを用いて、計量時の静電気の影響を防ぎ、信頼性の高い計量を実現する。「STABLO-AP-N2」は島津製作所製の分析天びん「AP W-ADシリーズ」「APシリーズ」に内蔵もしくは単体(専用スタンドで立てた状態)、ハンディという3種類の利用が可能。
「STABLO-AP-N2」の特長は次の通り。
(1)卓上コロナ放電式で世界初となる窒素ガス環境の静電気除去
コロナ放電式イオナイザで窒素ガス環境下での除電を実現。作業者の被ばく、サンプルの劣化などの恐れがある放射線式より、安全性や使い勝手さが優れている。
(2)単体・天びん取り付けの3形態での使用可能
この製品はグローブボックス内で専用スタンドに立てる、同社の分析天びんに内蔵、手持ちでの使用が可能。分析天びん「AP W-ADシリーズ、APシリーズ」とセットでの購入も可能。
(3)装置価格・ランニングコストで経済的
従来、窒素ガス環境で使用されている放射線式イオナイザは、装置本体および放電針やランプといった消耗品が高価であり、消耗品は高頻度で交換する必要があった。「STABLO-AP-N2」は装置価格が3分の1から4分の1で、かつ、ランニングコストの両面で経済的。
希望販売価格は16万5000円(税込み)、目標販売数量は発売後1年間で国内外合わせて175台。
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