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2025/10/20

【受託サービス】中外テクノス、プラスチックおよびバイオマス熱分解試験を開始

 中外テクノスは、循環型社会実現をサポートする取り組みとして、廃プラスチックおよびバイオマス熱分解試験の受託サービスを実施している。

 廃プラスチックや未利用バイオマスの再資源化は、循環型社会の実現に向けて重要な課題の1つ。これらの有機資源は、熱分解(熱化学的分解)によりガス・オイル・炭化物などに転換できる可能性があり、エネルギー回収や化学原料化といった多様な利用が期待されている。

 一方、原料組成や不純物の影響、反応条件の最適化、生成物の品質安定化など、実用化には多くの技術課題が残されている。

 同社では、これらの課題解決を支援するため、熱分解挙動や生成物特性を評価できる「熱分解試験」を実施している。

 

サービス内容

 同試験では、廃プラスチックおよびバイオマスを対象に、実験室スケールでの熱分解挙動を評価する。電気炉を用いて、反応温度・昇温速度・滞留時間・雰囲気ガスなどの条件を制御しながら、生成ガス・オイル・残渣の収率と組成を測定する。

 主な試験・分析項目は以下の通り。

・熱分解反応条件(温度、時間、雰囲気)の最適化試験

・生成ガス・オイルの成分分析(GC、GC–MSによる定性・定量)

・固形残渣(炭化物・灰分)の成分分析

・原料の混合比による反応性比較

・ 触媒添加による分解促進効果の評価

 これらにより、対象物の分解特性、生成物の再利用可能性、触媒や条件変更による変化を総合的に把握できる。要望に応じたカスタマイズ試験も実施可能。

 熱分解の評価技術を高めると共に対象物質を増やすことにより、熱分解プロセスの設計・評価・改良に貢献する。

試験装置例
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