アーカイブ情報
2024/7/31
【合成ゴム】日本ゼオン、インドにおける製品技術サポート機能拡充
日本ゼオンは、インドにおける合成ゴム製品技術サポート機能を拡充した。現地のグループ企業Zeon India Private Limited(インドハリヤーナー州、Managing Director:大沢 二郎 以下、ZAIN社)に新たに技術サポートスタッフを派遣し、高まる市場ニーズにタイムリーに応える。
これまでのインド市場への技術サポートは、主にシンガポールから出張対応していたが、この度、新たにZAIN社に合成ゴムに関する技術スタッフが常駐。これにより、合成ゴムの配合立案、加硫条件、配合物性等に関する助言などの現地顧客ニーズが高い技術サポートのタイムリーかつスピーディーな提供が可能となる。今回のZAIN社の技術サポート機能拡充により、ゼオングループのエラストマー製品技術サポート拠点は、日本、アメリカ、ドイツ、中国、シンガポールと合わせて6拠点体制となり、各地域でのニーズに的確に対応する。
ゼオンの特殊ゴムを中心としたエラストマー製品は、内燃機関向け部品のほか、拡大するEV、Eバイク向け部品としても需要が拡大している。世界最大の人口を抱えるインドは、経済成長著しく、2027年にはGDP世界第3位に上昇するとの予測に加え、自動車生産台数の継続的な拡大も見込まれている。
ゼオンは、これからも“特殊ゴムのベストオーナー”として、ゼオンにしかできない特長ある製品の開発・販売に加え、これまで長きに亘り培ってきたポリマー技術を活かした技術サービス等のソリューション提供を通じて、社会の期待に応えていく。
<ZAIN社の概要>
社 名:Zeon India Private Limited
所在地:Time Tower, Unit No. 708, 7th Floor, Sector 28, M.G Road, Gurgaon, Haryana, India 122002
代表者:大沢 二郎
事業内容:合成ゴム、合成ラテックス、化成品、化学品、リチウムイオン電池材料の輸入・販売とマーケティング
設立年月:2015年7月21日(営業開始:2015年10月1日)
資本金:INR 15,000,000
- カテゴリー
- コンバーティングニュース