アーカイブ情報
2025/2/17
【合成紙】ユポ・コーポレーション、「投票用紙リサイクル R-25名刺」発売開始

ユポ・コーポレーションは、特定非営利活動法人選挙管理システム研究会(以下、NPO選挙)、ムサシと共同で、使用済投票用紙の回収・リサイクルの拡大を背景に、使用済み投票用紙から再生した樹脂を25%(重量基準)配合したオリジナル名刺作成用シート「投票用紙リサイクル R-25名刺」を 2月19日より発売する。
選挙における開票作業の負荷を軽減するために、ユポ・コーポレーションがムサシと共同開発したユポ製投票用紙は、1986年の福岡市長選で初めて採用され、現在国政選挙では全国47都道府県で採用されている。
開票後の投票用紙は、各選挙管理委員会により次回選挙まで厳重に管理保管されたあと、廃棄されることが一般的であった。しかし、NPO選挙が新しい回収システムを導入し、2007年に初めて世田谷区で投票用紙の回収・リサイクルをはじめた。その後、東京都特別区・横浜市・川崎市などの自治体がこの活動に参画。更に2022年4月1日にプラスチック資源循環促進法が施行されたことで、現在も参画自治体が増大している。
今回、ユポ・コーポレーションではNPO選挙、ムサシの協力のもと、使用済み投票用紙の活用方法の1つとして、多くの方に利用・認知いただける名刺という形での製品を開発し、販売を開始する。
<投票用紙リサイクル R-25名刺の主な特長>
・名刺原料に使用済投票用紙由来の再生樹脂を25%の他にPIR*原料を含め合計で70%以上の再生原料配合(重量基準)。
・レーザープリンターで印字が可能。
・現在リサイクルマーク認証を取得検討中。
*ポストインダストリアルリサイクル:市場に出る前の製品製造工程で発生した材料をリサイクル・再利用すること。
- カテゴリー
- コンバーティングプロダクツ&テクノロジー

