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2024/8/23
【営業活動のデジタル化】キヤノンマーケティングジャパン、openpageと資本業務提携締結
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ )は、営業活動のデジタル化に強みを持つopenpageと資本業務提携契約を締結した。顧客とのコミュニケーションを推進するクラウドベースのプラットフォームを提供するopenpageのテクノロジーと、キヤノンMJがこれまで培ったマーケティングのノウハウや営業力を組み合わせ、今後ますます働き手不足が加速する国内市場において新たな営業スタイルにより営業活動の生産性向上に寄与するソリューションの共同開発を目指す。
昨今、ITサービスをクラウド経由で提供するビジネスモデルが浸透してきた。顧客の購入形態がサービスの継続利用へとシフトしていく中、顧客との関係をより長く強化していく営業活動が求められている。一方で、労働人口の減少に伴い営業の人手不足が課題となっている。営業活動は個人のスキルや経験に依存する非効率なアナログのプロセスが根強く残っており、デジタル技術を活用した生産性の向上が急務となっている。
openpageは営業と顧客とのコミュニケーションのデジタル化、自動化に強みを持つスタートアップ企業。openpageが提供する「デジタルセールスルーム」は、商談に関する情報を営業担当者と顧客がクラウド上で共有できるサービス。顧客ごとにカスタマイズされた「デジタルセールスルーム」のワークスペースでコンテンツや資料が提供できることで、顧客との密なコミュニケーションによる関係の強化と、取引を迅速に推進することが可能になる。
キヤノンMJは今回の資本業務提携により、openpageの提供する「デジタルセールスルーム」とキヤノンMJがこれまで培ってきたマーケティングのノウハウや営業力を組み合わせ、デジタル上で営業活動を推進できる新たなソリューションをopenpageと共同開発していく。これにより今後ますます働き手不足が加速する国内市場において、営業活動の生産性向上に貢献する。
openpageはこの度の出資を受けて、製品企画や開発、ナレッジ構築を強化し、多様な営業組織に対応したデータ構造の設計、セキュリティ要件への対応、主要な外部サービスとの連携を進める。これにより、企業規模や営業手法を問わず、より多くの企業にデジタルセールスを取り入れられる製品づくりを進める。
主な協業内容は次の通り。
1.デジタルセールスルームの新たな機能やテンプレートの共同開発
2.キヤノンMJの顧客基盤ならびに販売チャネルを活用したデジタルセールスルームの共同提案
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