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2024/1/15
【塗料】シオン、全国の“空き家問題”に貢献する『 木守り専科 古民家再生塗料 』を展開
シオンはこの度、国産●高機能木部塗料『木守り専科(きまもりせんか)古民家再生』を2024年1月に発売する。
木守り専科には、「防炎:塗るだけで燃えにくい」を訴求した『ファイアプロテクト』、「高耐候:雨&紫外線に著しく強い」を訴求した『ウェザープロテクト』、「身の回りの木部に抗ウイルス(+抗菌)効果」を訴求した『ウイルスプロテクト』、国産木材の赤身をさらに活用法を考え、赤身材を白太材のように見せ、雨、紫外線から木を守る塗料『杉の赤身消し』、木製の食器、家具、キッチン周りなどで必要なコーティング力に特化した『食器コート』の5タイプがある。
そして、今回新たに、日本では社会問題となっている空き家の課題解決に貢献することを目的とした『古民家再生塗料』をリリースした。
『木守り専科 古民家再生塗料』の詳細:https://kimamoli.jp/kominka
同社は、植物油、天然顔料等の自然素材を活用した、人と環境に優しい木材専用塗料の製造、販売を行っております。主力製品といたしまして、2012年に発売を開
始した「国産●自然塗料 U-OIL(ユーオイル)」と、2017年に発売を開始した「国産●高機能木部塗料 木守り専科(きまもりせんか)」がある。
完全受注生産による製品在庫の廃棄ロスを無くした「SDGs」の取り組みを創業時から行っている。
【 製品特長 】
古民家・空き家に使われている木材は、数十年以上も経年した古材が多く、木の中の油分や水分がすべて抜けていることにより、本来の強度や、防蟻防虫効果が無くなっている。そのような古材を保護していくためには再塗装をする必要がある。今までの古民家再生で古材に使われていた塗料は、溶剤系のケミカル塗料を塗装するのが一般的でした。しかし、経年した木材に、石油系の塗料を浸透させてしまうと、木の内部の乾燥化が促進され、経年劣化を早めてしまう可能性がある。
そのため、近年では自然素材を活かした塗料で再生させることが注目されていますが、その反面、自然素材だけでは耐候性が低いことが課題であった。
そこで、経年した古材にとって必要な木材保護成分と、古材の風合いを活かした着色によって、美観を長持ちさせ、なおかつ安全に使用することができる『木守り専科 古民家再生塗料』を開発した。屋内用、屋外用のタイプを揃えており、古材の用途に合わせて使用することが可能です。さらに、古材の塗料の吸い込みを抑制し、塗装効率を高める下塗剤もラインナップしている。
古民家・空き家の数が増加していく中、高齢化による塗装職人の減少も深刻な問題となっている。その問題を解消するために、塗り替えまでの期間がより長い塗料が求められるようになっている。『木守り専科 古民家再生塗料』は、植物油、フッ素樹脂、天然顔料、高UVカット剤、木材保護剤の高配合により、屋外で「最長約8年(※1)色落ちしにくい耐候性」を実現し、塗り替えの頻度を軽減することを可能にした。
(※1) 長期的に残存する木材保護成分の含有残量ではなく、見た目(美観)が長持ちすることを指す
【 タイプと用途 】
■ 古民家再生塗料 屋内用 : 自然素材で構成された、安全性と施工性に優れたタイプ。屋内にある古材(柱、梁、天井、床、内壁等)に使用可能です。安全性に優れた指標として「食品衛生試験」に合格し。
■ 古民家再生塗料 屋外用 : 自然素材と機能性に優れた保護剤を配合することで、雨や紫外線から古材を守り、長期間にわたり美観を維持することが可能です。屋外にある古材(外壁、床、柱、軒天、破風等)に使用可能です。「JASS18 M307 木材保護塗料(WPステイン)」の規格適合品。
■ 古民家再生塗料 下塗剤 : 古材によっては塗料の吸い込みに差が生じ、見た目も悪くなる場合がある。下塗剤を塗ることで、塗料の吸い込みを抑制し、塗装効率と仕上がりを高める効果がある。さらに、木材保護成分(防蟻防虫・防腐・防カビ)の効果もあるため、木の内部に浸透し保護することが可能。
【 製品概要 】
製品名 :シオン 国産●高機能木部塗料『木守り専科 古民家再生塗料』
用 途 :屋内・屋外における古材、神社仏閣、現在の古民家カフェ等のリフォーム
タイプ :屋内用、屋外用、下塗剤
内容量 :1L、4L、8L、16L
塗布面積:下塗剤ありの場合▶約10~15平方メートル/L(2回塗りの塗布面積。樹種によって異なる場合有)
下塗剤なしの場合▶約6~8平方メートル/L (2回塗りの塗布面積です。樹種によって異なる場合有)
価 格 :定価 1L 9700円(税別)~
※業務用価格もある
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