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2024/11/8
【塗膜形成技術】オーウエル、JAL「ボーイング737-800型機」へ「Refresh」マーク表示
オーウエルは、日本航空(JAL)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共に航空機の燃費改善によるCO2排出量削減を目指し、同社独自の“塗膜形成技術”を活用したリブレット技術を用いて、機体外板にリブレット形状を大面積施工した航空機の飛行実証実験を実施している(※1)。
このたび、脱炭素社会の実現に向けた同取り組みを周知することを目的として、飛行実証実験を行っている機体に「Refresh(RiblEt Flight RESearcH for carbon neutral)」(※2)マークを表示することとなった。
※1 2023年11月10日付プレスリリース 『リブレット形状を大面積施工した航空機での燃費改善効果を計る飛行実証実験の開始に関するお知らせ』
※2 2023年2月28日付プレスリリース 『JAL、JAXA、オーウエル、ニコン 世界初、塗膜にリブレット形状を施工した航空機で飛行実証試験を実施』
上記機体についてては、2024年10月24日 羽田発―岡山着の便を皮切りに日本全国の空を飛び回っている。国内でボーイング737-800型機(JA331J)1機のみ。
<機体への表示位置>
オーウエルは、1943年11月に大阪にて設立し、工業用塗料販売で国内トップクラスのコーティング関連事業を主として、自動車向け半導体部品やソフトウェア等を扱うエレクトロニクス関連事業をグローバルに展開する生産財商社。
コーティング関連事業において、同社は独自の“塗膜形成技術”を活用したリブレット技術の開発と事業化に取り組んできた。同社の“塗膜形成技術”を活用したリブレット技術は、“塗料のフィルム化”と“高精度な微細形状の形成”を両立できる特長を有している。
引き続き、オーウエルはJAL、JAXAと共同で航空機に施工したリブレット形状の耐久性、美観性、および燃費削減効果を確認していくとともに、より燃費削減効果の高い国際線機材へのリブレット形状の施工を展開することで、更なるCO2排出量の削減に取り組んでいく。
また、今後、オーウエルは“塗膜形成技術”を活用した他業界への応用展開に取り組むことで、持続可能な社会の実現に向けて、貢献していく。
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