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2026/1/7

【カルコパイライト型太陽電池】PXPと東プレ、低温物流車での実車走行試験開始

 PXP東プレは、神奈川県の令和7年度事業「2050年脱炭素社会の実現」に資する研究開発プロジェクトの一環として、実証試験車両による走行試験を開始した。これは、採択事業「低温物流向け次世代太陽電池システムの開発及び実証」に基づくもの。昨年度に実施した基礎開発および要素技術の検証結果を踏まえ、薄型太陽光パネルであるカルコパイライト型太陽光パネル※を搭載した低温物流車の試作車を製作。太陽光パネルで発電した電気は庫内を冷やす冷凍機のア シスト電源として使用する。試験では市街地走行を含む物流オペレーションを想定し、走行中および停車時における太陽光発電量、冷凍機への電力供給効果、燃料消費量の削減効果などを総合的に検証する。

試作した太陽光パネル搭載型低温物流車(側面)
試作した太陽光パネル搭載型低温物流車(上面)

 走行試験を通じて、クリーンエネルギーを活用した低温物流車の実用性および導入効果を定量的に評価するとともに、将来的な社会実装に向けた運用モデルの確立を目指す。今後は得られた知見をもとに、さらなる発電効率の向上および低温システムの高効率化を進め、低温物流分野における脱炭素化の加速に貢献していく。
 東プレ相模原事業所とPXP は、神奈川県相模原市内の企業同士の連携を活かしながら、低温物流GX(グリーントランスフォーメーション)技術の開発を積極的に進めていく予定。
※カルコパイライト型太陽光パネル
 銅などのありふれた材料を主原料とした無機化合物半導体系の太陽光パネル。従来のシリコン型太陽光パネルと同等の耐候性と発電性能を持ちながら薄く、軽く、曲げられて耐久性が高いという特徴がある。

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