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2025/6/30

【家電リサイクル】家電製品協会、24年度の「再商品化等」実績は1445万台

　家電リサイクル法に基づき回収された廃家電４品目（エアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビ）は全国の家電リサイクルプラントにて再商品化等（リサイクル）の処理が行われる。家電製品協会が行った集計によると24年度の家電リサイクル再商品化等の実績は1445万台（４品目合計）となった。

　ゴミ埋め立て地の枯渇、資源の有効活用などの課題に対処する為、2001年に家電リサイクル法が本格施行されてから今年で25年目を迎える。その間に回収やリサイクル体制の整備、一般消費者への認知啓発が進んだ結果、資源へと再生される廃家電4品目の数量は法施行初年度（2001年）の年間830万台から近年では1500万台前後で推移するまでに至った。　

　また、重量比で廃家電4品目からどの程度資源に再生する事が出来たかを示す「再商品化率※2」も2001年度の66％（４品目合計）から、当初は難しかったプラスチック類の分別再生技術の進化などに伴い24年度では87％に達するに至った。特に品目別でみると洗濯機の再商品化率が過去最高の93%を記録した。

 ■廃家電4品目（合計）再商品化等実績推移

■廃家電4品目再商品化率推移

※１:再商品化等　
再商品化（マテリアルリサイクル）と熱回収（サーマルリサイクル）を合わせて「再商品化等」と規定している。

※２:再商品化率
再商品化等をした廃家電4品目のうち、再商品化（マテリアルリサイクル）されたものの重量の割合。サーマルリサイクルされた分の重量はまない。

　詳細実績は家電製品協会HPに「24年度家電リサイクル年次報告書」電子書籍版として掲載予定（7月10日UP予定）
URL:https://www.aeha-kadenrecycle.com/effort/

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