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2025/8/27
【寄付】ダウ・ケミカル日本、孤立から子どもを守るWe are Buddies「バディプログラム」の支援継続
ダウ・ケミカル日本は、子どもと大人が2人組になって交流するバディプログラムを運営する一般社団法人We are Buddies(本部:東京都渋谷区)に対し、1万ドル(約150万円)を寄付した。We are Buddiesは、ダウグループであるダウ・東レがシリコーン工場を操業する千葉県市原市で活動している。同団体への寄付は昨年度に続き2年連続となる。
バディプログラムは、心の孤立リスクを抱える子どもと保護者以外の大人ボランティアがペアを組み、共に学び、成長することを目的としている。この活動は、子どもたちの社会的スキルや自己肯定感を高めるとともに、大人たちにも新たな視点や経験をもたらす。ひとり親家庭の子どもや、特別なケアが必要な兄弟のいる子どもたちが、家庭や学校以外の大人との関わることで、社会とのつながりを感じられるセーフティネットの役割を果たすことを目指している。

今回の寄付を通じて、We are Buddiesは、市原市でのペアのマッチング拡充や新たな交流活動の強化をを進めていく。2024年度は、ダウの寄付金を通じて、保護者、ボランティア、地域団体、行政などとのネットワークを構築するコミュニティイベントを18回実施した。
ダウは、サステナビリティ、コミュニティの繁栄、STEM(化学、技術、工学、数学)および技能職分野の人材育成を社会貢献の柱とし、医療的ケア児の保育拡充のためのNPO法人フローレンスとの協働、コミュニティで貢献する女性リーダーを表彰する「チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞(CCJA)」への協賛など、さまざまな寄付やボランティア活動を実施していう。未来のイノベーターを育てることを目的とした日米の官民パートナーシップ「TOMODACHIイニシアチブ」のパートナー企業としての活動は今年で11年目を迎えた。また、教員を養成する「認定NPO法人Teach for Japan」との活動にもボランティア社員が活躍している。今後も、このような活動を通じた社会への貢献を行っていくとともに、従業員の前向きな就業体験を促進していく。
■We are Buddiesについて
We are Buddies は、子どもと大人が2人組(=バディ)でフラットな信頼関係を築くバディプログラムを運営している。プログラムを通じて、親子でも、先生と生徒でもない第三者同士がゼロから築く関係性は、参加者である子どもにとってはもちろん、大人ボランティアやその子どもの保護者にとっても、多くの学びや気づきを得る機会となっている。オランダで40年以上続き、孤立を防ぐ社会のセーフティネットとして機能しているバディプログラムを参考に、日本版の運営団体として2020年に東京で設立した。学校法人や地域の企業、団体などとの連携を広げ、2024年現在、東京を中心とした周辺地域(神奈川、埼玉、千葉)、群馬(高崎市、前橋市近郊)、千葉県市原市を拠点に活動している。
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