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2025/11/28

【屋外ボックス】リス、リサイクルプラを35%以上使用した「サスティメイド」シリーズ発売

　プラスチック製家庭用品メーカーのリスは、2025年11月28日より「サスティメイド」シリーズの販売を開始した。

　　「サスティメイド」シリーズは、全商品にリサイクルプラスチックを35%以上配合した素材を使用。オフィスや飲食店、工場など、業務用としての使用を主な目的としている。リサイクルプラスチックを使用しながら、日々の業務に欠かせない耐久性と実用性を兼ね備えている。持続可能な社会の実現を目指し、使用後も資源として再循環可能な「持続可能なものづくり」を推進する。

　シリーズ名の「SUSTIMADE（サスティメイド）」は、【sustainable（持続可能な）】と【made（造る）】を組み合わせた造語。ものづくりを通して持続可能な社会の実現を目指す。

◾️開発背景

　同社は、持続可能な社会の実現を目指し、1990年代という早い時期からリサイクル材の活用に一貫して取り組んできた。この経験の中で、多種多様なリサイクル材を高品質な製品へと生まれ変わらせる、独自の材料配合技術を培ってきた。

　同製品は確かな技術力を基にリサイクル材を35％以上配合している。これにより石油由来のプラスチック使用量を削減し、地球温暖化対策となるCO₂排出量の削減に寄与する。

　また、環境性能を高めながらも、同社の技術により商品の色の安定性を確保し、従来の製品と変わらない品質と生産効率を実現した。環境性能と製品品質を両立させることで、安心して利用できる製品を提供していく。

◾️シリーズの特徴

リサイクルプラスチックを製品の一部に使用し、
石油由来プラスチック使用量を削減するとともにCO₂排出量を抑制

　市場回収リサイクル材を40%を配合した「屋外ボックス 250L」の場合、バージン材100%で製造した時と比較して原料調達段階のCO₂排出量が約32%削減可能。

※CO₂排出量は、温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素など)の排出量を二酸化炭素量に換算し合計した数値。原料調達段階のみを算定範囲としています。原料の輸送並びに、顔料・添加剤・副資材等の環境影響は計算結果に含まない。
　

　「グリーン購入法」とは、製品やサービスを購入する際に、価格や品質だけでなく環境への負荷が少ないものを選んで購入することを促す法律である。国の機関や地方公共団体には、環境配慮型の製品の調達が義務付けられている。
　国などが定める「特定調達品目」の「判断の基準」を満たす製品やサービスが「グリーン購入法適合品」となる

　無駄を省いたシンプルなデザインは置く場所を選ばない。使いやすさを考えた形状はストレスなく使用できる。

　金属部品などを使用せず、全ての部品を単一素材のポリプロピレンで構成。リサイクルがしやすい仕様になっている。