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2025/7/16

【捺染IJ】京セラドキュメントソリューションズ、展覧会「きもののヒミツ 友禅のうまれるところ」へ協賛

 京セラドキュメントソリューションズは2025年7月19日~9月15日まで、京都国立近代美術館で開催される展覧会「きもののヒミツ 友禅のうまれるところ」に協賛する。併せて、同社の環境負荷の低い捺染インクジェット(IJ)プリンター「FOREARTH(フォレアス)」でプリントした生地を会場を彩る装飾として提供する。
 「きもののヒミツ 友禅のうまれるところ」は装いとして、また美術品として国内外で熱い視線を集め、“Wearable Art(着るアート)”とも称される「きもの」のデザインにスポットを当てた日本の伝統的ファッション「きもの」の美に迫る展覧会。

 「きもの」は、反物を直線縫いで仕立てるため強い平面性をもつ一方、その表面に繊細かつ華やかに施される多彩な意匠は、身体にまとうことで立体性を帯びる。この平面性と立体性を行き来する美しさは、はじめから立体裁断で制作される洋服とは異なる「きもの」ならではの特徴。江戸時代から現代まで、ファッションとしての喜びをもたらすとともに、平面の美と立体の美を内包する「きもの」の多種多様なデザインが生み出されてきた背景と制作者たちの創意―きもののヒミツ―を紹介する。
 同社の、「FOREARTH」で、展示作品の友禅染の文様などをもとにプリントされた生地が1階エントランスホールのフォトスポットや3階企画展示室を会場装飾として彩る。友禅染は、まるで絵を描くように繊細で多彩な模様を生地に染め上げる技法で、その種類も多彩です。型紙を使って柄を染める「型(かた)友禅」や、筆で直接色をのせる「素描(すがき)友禅」など、それぞれ独特の魅力がある。
 今回の装飾プリントでは、京セラ独自開発の捺染システムと水系顔料インクにより、生地本来の柔らかく自然な風合いを実現した。伝統技術の美しさと最新技術の環境配慮が両立した高精細な捺染IJプリントの新しい価値をお届けする。
 また、同展の特別企画として、友禅作家(人間国宝)森口邦彦氏、千總の礒本 延代表取締役社長、京セラドキュメントソリューションズの小山圭介執行役員が集い「―京都のモノづくり― 伝統の革新 未来へ」と題したトークセッションを、1階エントランスホール奥のモニターにて放映する。
<開催概要>
展示会名:きもののヒミツ 友禅のうまれるところ
会  期:2025年7月19日~9月15日
     ※月曜休館、ただし7月21日、8月11日、9月15日は開館。7月22日、8月12日は休館。
     ※前期(~8月17日)、後期(8月19日~)で、展示替えを行う。
開館時間:午前10時~午後6時(金曜日は午後8時まで)
     ※入館は閉館の30分前まで
会  場:京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町)
主  催:京都国立近代美術館、読売新聞社
そ の 他:静岡市美術館(2025年10月25日~12月21日)に巡回。

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