アーカイブ情報

2025/1/9

【新機能性材料展2025】ユニチカ、柔軟耐熱フィルムや特殊PPSフィルムなど開発品を出品

 ユニチカは1月29日~31日に東京ビッグサイトで開催される「新機能性材料展2025」に出展し、特徴のある開発品を出品する。
------------------------------------------
 新機能性材料展2025
   日時     : 2025年1月29日(水) ~ 1月31日(金)
          10:00~17:00
   会場     : 東京ビッグサイト 東5ホール
 展示ブース: 5W-20(機能性フィルム研究会パビリオン内)
------------------------------------------
【総合研究所 開発品】
柔軟耐熱フィルム
従来にない柔軟性と耐熱性を兼ね備えたポリアミド系フィルム。
加工し易い基材フィルムであり、高周波対応フレキシブルプリント基板への展開も期待される。
電気特性にも優れており、幅広い用途への展開が可能。

特殊PPSフィルム
同フィルムは、PPS樹脂に由来する低吸水性・難燃性・耐薬品性や耐熱性を維持しながらも、高周波基板に要求される低誘電特性・熱収縮特性・耐リフロー性や厚みの均一性などの優れた性質を併せ持っている。特に、LCPなどの既存フィルムでは改善が難しかった高温環境下や、幅広い周波数領域(10~100GHz)でも安定した誘電特性を示すため、自動車用途やスマートフォンなどの様々な用途展開が期待される。

手塗型ポリウレア
「塗るステンレス」「100年コーティング」とも称されるポリウレアは、材料の反応性が高く瞬時に硬化するため、専用の吹付装置を用いて塗布するのが一般的であった。
同開発品は、ポリウレアの長所(高強度・高耐久・無溶剤)を保持しながら、可使時間が長く手塗りが可能なポリウレア樹脂。

【フィルム事業部 製品】
透明耐熱ポリアミドフィルム「Uniamide®(ユニアミド)」
ユニチカのポリアミドフィルムは、耐熱性、透明性、耐薬品性に優れている。
工業用途に広く使用され、電子機器や自動車部品などで利用が可能。

シリコーンフリー離型フィルム「Unipeel®(ユニピール)」
離型相手側にシリコーンが移行しないため品質劣化を防ぎ、工程内汚染も発生しない。
離型性と表面濡れ性を両立させており、基材がPETフィルムのため耐熱性にも優れる。
電子機器、化学工業など幅広い工程で離型フィルムとして利用されている。

新機能性材料展2025 同社ページ
https://unifiedsearch.jcdbizmatch.jp/nanotech2025/jp/convertech/details/S0a8Xw2ZwoE


 

カテゴリー
news
コンバーティングニュース
注目

PAGE TOP