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2024/7/2

【株式譲渡】三井化学、活材ケミカルを田中藍ホールディングスに

 三井化学は、連結子会社である活材ケミカルの保有株式を田中藍ホールディングスに譲渡することを決定し、6月28日に契約締結した。
 三井化学は長期経営計画「VISION 2030」において「未来が変わる。化学が変える。」をありたい姿に掲げ、事業ポートフォリオの変革を基本戦略として、高成長・高収益のグローバルスペシャリティケミカル事業と、競争力のある誘導品を中核としたサステナブルなグリーンケミカル事業の2つを大きな柱とする、真のグローバルスペシャリティカンパニーを目指している。
 活材ケミカルは1976年に設立以来、三井化学グループの化学プラントから発生する副産物を原材料に活用し、特にウレタン樹脂材料や誘導品および、副資材、工業薬品等の化学製品類の販売、リサイクル事業を行う化学専門商社として社会に貢献してきた。
 田中藍ホールディングスは、三井化学(当時は三井鉱山三池染料工業所)が大牟田工場で1933年にインジゴ生産を開始した際に特約店契約を締結するなど、三井化学と古くからの取引があり、海外にも拠点を持ち、化学専門商社として幅広く事業展開している。
 本株式の譲渡により、活材ケミカルが田中藍ホールディングスの子会社になることで、事業機会の創出と事業領域の拡大が期待され、更には両社のシナジーの発揮により化学専門商社としての機能も強化されることも期待できることから、契約締結に至った。

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