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2024/8/2
【樹脂化粧鋼板】東洋鋼鈑、高炉から電炉に代替
東洋製罐グループホールディングスの連結子会社である東洋鋼鈑は、環境への貢献を目的として、 樹脂化粧鋼板 (製品名「ビニトップ」「ファイントップ」) の基材として使用される溶融亜鉛めっき鋼板において、従来の高炉製原板から電炉製原板への代替を図った製品を新たに開発し、販売を開始した。この取り組みにより、東洋鋼鈑のScope 3排出量の削減に寄与するとともに、樹脂化粧鋼板を使用する顧客のScope 3排出量削減にも貢献が期待される。
樹脂化粧鋼板に電炉製原板を適用するには、フィルムと鋼板の密着性や製品の耐食性など、樹脂化粧鋼板として必要な様々な特性を満たす必要があった。今回、電炉製原板の品質向上と、東洋鋼鈑独自の化成処理技術の進歩により、これらの課題を解決し、新製品の販売を可能にした。
東洋鋼鈑は、「技術の可能性を追求することで新たな価値を生み出し、お客様とともに社会の発展に貢献」することを企業理念の存在意義に定め、企業活動を行っている。今後も、東洋製罐グループの中長期環境目標である「Eco Action Plan 2030」に沿って、環境に配慮した製品および製品ライフサイクルにおける環境負荷を考慮した製品の開発に努めていく。
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