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2025/8/26
【次世代人型ロボット】BASFとShanghai Fourier Intelligence、新材料ソリューションの開発で提携
BASFとShanghai Fourier Intelligence(シャンハイ・フーリエ・インテリジェンス、以下Fourier、本社:中国 上海)は、さまざまなロボット用途向けの新しい材料ソリューションの評価および開発に関する覚書(MoU)に締結した。

Fourierの創設者兼CEOであるアレックス・グー氏は次のように述べている。「BASF との協業によって、FourierはエンボディドAIエージェントの開発の可能性を拡大し、ロボティクス業界全体の進歩を加速していけることを楽しみにしています」。
戦略的協力協定の一環として、BASFとFourierは、ロボットおよびその部品向けのエンジニアリングプラスチック、ポリウレタン、熱可塑性ポリウレタンの応用および開発において、技術面、商業面、マーケティング面、ビジネスモデル面での協力関係を模索し、確立していく予定。
BASFパフォーマンスマテリアルズ事業本部アジア太平洋地域のシニア・バイスプレジデントであるアンディ・ポスルスウェイト氏は次のように述べている。「中国の人型ロボティクス分野をリードするFourierとの提携を、大変うれしく思っています。当社の独自の強みと専門知識を活かし、共創を促進し、ロボティクス業界に革命をもたらす最先端の材料ソリューションを開発していきます」。
今回の戦略的協力協定は、BASF グループ傘下のコーポレートベンチャー部門であるBASF Venture Capital(BVC)が主導し、成立した。
BASF Venture Capital のマネージングディレクター、ローランド・ヌンハイム氏は次のように述べている。「2001年以来、BVCはBASFと外部パートナーとの間で、数多くの産業連携をグローバルに推進してきました。今回の協力は、私たちが中国のロボティクス業界で初めて主導した提携であり、BVCチームがBASFとスタートアップ業界の架け橋となって、価値を創造していることを示す非常に良い事例だと考えています」。
■Shanghai Fourier Intelligenceについて
Fourierは、フルスタックのロボティクステクノロジーを通じて人間の生活を向上することに注力する、AIロボティクスのグローバルリーダー。Fourierは、「イノベーション、信頼性、アクセス性」という価値観に基づき、病院、地域社会、家庭、そして日常生活のあらゆる場面で最先端のロボティクスを導入し、ロボットを現実の世界の一部にすることに取り組んでいる。現在、同社のGRxヒューマノイドシリーズ、Fourier RehabHub、およびオープンソース製品は、40カ国、3000以上の機関で採用されており、エンボディドAIの現実世界への導入を加速している。
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