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2026/3/30

【次世代型太陽電池】リコー、東京都によるAirソーラーの普及拡大の共同事業者に選定

 リコー東京都と共同してAirソーラーを都有施設に先行導入する。都庁舎およびお台場海浜公園において、Airソーラー(ペロブスカイト太陽電池)を搭載した庭園灯を41基設置する。

都庁舎での設置イメージ

 この事業は、2026年2月に東京都より採択を受けた「都有施設へのAirソーラー先行導入事業(庭園灯)」の一環として実施するもの。都は、2025年8月に実施した東京体育館周辺への導入に続き、Airソーラーという名称を用いてペロブスカイト太陽電池の普及に向けた取り組みを推進している。

※ Airソーラー(次世代型太陽電池) ペロブスカイトと呼ばれる結晶構造を用いた太陽電池。東京都が2025年7月に実施した投票キャンペーンにより決定した名前。空気のようにあらゆる場所に設置されることを表すとともに、Anywhere(どこでも)、Innovative(革新的な)、Renewable energy(再エネ)の頭文字を取った言葉

 ペロブスカイト太陽電池は、軽量化が可能で、照度の低いエリアや垂直設置でも効率よく発電できるという特徴があり、既存のシリコン系太陽電池に代わる発電技術として注目を集めている。この庭園灯は、ペロブスカイト太陽電池を搭載しているため配線工事不要という特徴を活かし、災害時には足元誘導灯として都民の安全・安心な生活にも貢献する。

お台場公園での設置イメージ

 リコーは、複合機の開発で培った有機感光体の技術を応用し、低照度の室内光でも発電する固体型色素増感太陽電池を世界で初めて販売している。今後は、インクジェットヘッド技術、インク・サプライ技術、プリンティングシステム技術を応用することで、ペロブスカイト太陽電池の高生産性化および低コスト化の実現を目指す。

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