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2025/10/15
【水素】TOPPANホールディングス、「Hydrogen Technology World Expo 2025」で超大型水電解向けCCMを初展示
TOPPANホールディングスは、2025年10月21日~23日にドイツ・ハンブルクで開催される「Hydrogen Technology World Expo 2025」(会場:Hamburg Messe)に出展する。
出展の背景
2050年のカーボンニュートラル達成に向け、世界各国および多くの地域で、再生可能エネルギーの活用や水素社会実現に向けた取り組みなど、各種施策が進められている。特に水素は、地球上に豊富に存在する「水」から生成可能なCO2を排出しないエネルギー源であり、その活用への期待が高まっている。
水素の社会実装において、CCM(Catalyst Coated Membrane、触媒層付き電解質膜)とMEA(Membrane Electrode Assembly、膜電極接合体)は、水素に関連するアプリケーションの効率や経済性を左右する重要な部材。そのため、CCM/MEAの性能や耐久性に関わる課題解決を目指し、TOPPANホールディングスは2004年から同部材の研究開発に取り組んできた。
今回、TOPPANホールディングスが出展する「Hydrogen Technology World Expo」は欧州最大規模の水素に関する展示会であり、水素サプライチェーンに関連する幅広い企業が参加する。TOPPANホールディングスブース(ブース番号:5G15)では、水素を「つくる」「ためる・はこぶ」「つかう」の用途で多目的に展開可能なCCM/MEAを紹介する。特に水素を「つくる」に該当する水電解向けでは、3m2サイズの超大型CCMを初展示する。TOPPANホールディングスは、この展示会を通じて、欧州を始めとした国内外におけるCCM/MEAの提供拡大を目指す。
主な展示内容
独自の枚葉式両面ダイレクトコーティング方式にて製造した、高性能・高品質な電極部材CCM/MEAを展示し、その特性等を紹介する。
(1)水電解向け超大型CCM
TOPPANグループがこれまで培ってきた「印刷テクノロジー」を活用して均一塗工した0.35m2サイズのCCMと3m2サイズの超大型CCMを展示。CCMの大面積化により、水素製造に必要なスタック数や補器類を減らすことで、設備投資の削減効果が期待される。独自の製造方式を用いることで、触媒層の形状を長方形だけでなく自由に設計することが可能。
(2)燃料電池向けMEA
様々な顧客ニーズに対応するため、性能、耐久性、コストなどのバランスに特徴を持たせた3種類の標準MEAを取り揃えており、温度や湿度など幅広い運転条件に適したMEAを提供可能。展示会では、サブガスケット※1やGDL※2を積層した5層/7層MEAや、TOPPANグループの精密エッチング技術を活用した金属加工サンプルを紹介する。
※1 サブガスケット
燃料ガスのシール性、MEAのハンドリング性向上等の役割がある。
※2 GDL(ガス拡散層)
燃料ガスの触媒層への均一な供給や触媒層で発生した水分を排出する役割等がある。
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