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2025/2/14
【水素関連デバイス製造販売拠点】SCREENホールディングス、彦根事業所に新棟「S3-6」完成

SCREENホールディングスはこのほど、彦根事業所の敷地内において2023年2月より進めていた水素関連事業の部材製造スペース、事務所機能等を備えた新棟「S3-6(エス・キューブ シックス)」の建設を終え、操業を開始した。
新棟S3-6は、同社が進めている水素関連のデバイス製造販売拠点として、東京ガスと共同開発をしているPEM形水電解用CCM*1の製造ラインに加えて、ENEOSと共同開発をしているDirect MCHⓇ*2用CCM製造ラインを設置。他にもディスプレー製造装置および成膜装置事業(FT)の実験・部品検査フロアや、半導体製造装置事業(SPE)の事務所機能を備えている。
<新棟の概要>
名 称:「S3-6(エス・キューブ シックス)」(S3はSafety、Smart、Speedの頭文字)
所 在 地:滋賀県彦根市高宮町480-1
建築面積:約5000m2
延床面積:約1万7000m2
構 造:鉄骨造 地上3階建て
総 工 費:約110億円
操業開始:2025年2月
主な業務:水素関連事業の部材の製造、FT事業の実験・部品検査、SPE事務所機能など
*1 Catalyst Coated Membraneの略、触媒層と電解質で構成された電極膜
*2 Direct MCHⓇはENEOSの登録商標(登録番号:第6323093号)
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