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2025/10/9
【海洋ごみ】ダウとバードライフ・インターナショナル東京、千葉県習志野市の谷津干潟にてクリーンアップ活動実施

ダウ・ケミカル日本は、国際環境NGOバードライフ・インターナショナル東京と連携し、2025年9月27日、千葉県習志野市の谷津干潟においてクリーンアップ活動を実施した。この活動は今年で4回目であり、当日は、ダウ日本関連会社のダウ・東レや三井・ダウ ポリケミカルの従業員とその家族、NPOパートナー団体の方々など、約50名が参加した。 このプログラムは、海洋ごみ汚染問題に対する取り組みとして、ダウが2018年からグローバル規模で実施している#PullingOurWeight(自身の責任を果たすの意)クリーンアップ活動に関連したもの。この活動では、世界中のダウの従業員や家族、友人らが浜辺や河川の清掃活動に参加している。今回の清掃では、干潟に漂着した生活ごみ約80kgを回収し、また細かい破片となったプラスチック約500gを分別した。 清掃活動に先立ち、参加者に向けて、干潟や湿地の役割について学ぶ環境教育プログラムが行われた。谷津干潟はラムサール条約に登録されている国際的に重要な湿地であり、多くの野鳥や水生生物が生息する生態系の宝庫。参加者は、ごみ拾いを通じて自然環境が果たす役割や、プラスチックごみが及ぼす影響について理解を深めた。
ダウ・ケミカル日本のジャロッド・トラスラー代表取締役社長は次のように述べている。
「私たち一人ひとりが、プラスチックごみの削減に向けて行動を起こすことが、このような大きな地球規模の課題に対処する第一歩です。今年も、バードライフ・インターナショナル東京や、関係者・家族と共に谷津干潟で活動できたことをうれしく思います。今後もダウはパートナー団体やお客さまとのイノベーションやパートナーシップを通じて、循環型経済の実現に貢献してまいります」
ダウはグローバルにおいて「廃棄物の転換」目標を定め、2030年までにプラスチック廃棄物やその他の代替原料を変換し、年間300万トンの循環型・再生可能なソリューションを商業化することを目指している。今後も、プラスチック廃棄物をなくし、循環型経済の実現を目指してさまざまなパートナーと協働していく。
■バードライフ・インターナショナルについて
バードライフ・インターナショナルは、1922年に英国で発足した、世界で最も古い歴史を持つ国際環境NGOの1つ。英国・ケンブリッジに本部を置き、現在は123の国と地域のパートナー団体、そして200万人以上のメンバーとともに活動している。 学術的なデータに基づき、各国の政府・企業・市民へ働きかけを行いながら、多様な環境保全活動を推進しており、その研究の信頼性、保全手法の有効性、地域社会に配慮した活動は国際的に高く評価されている。 また、バードライフはIUCNレッドリストにおける鳥類部門の公式な評価機関としても認められている。

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