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2024/9/10

【温室効果ガス排出削減】笠間製本印刷、「中小企業版SBT認定」取得

　笠間製本印刷は、これまでも様々な環境に対する取り組みを行ってきたが、2024年8月に中小企業版SBT認定を取得し、気候変動対策へのコミットメントをさらに強化した。
　SBTとは、「Science Based Targets」の頭文字を取ったもので、パリ協定が求める水準と整合した、温室効果ガス排出削減目標のことであり、SBT認定とは企業が環境問題に取り組んでいることを示す世界でも権威性の高い認証。国際的な環境NGOであるCDP、世界資源研究所（WRI）、WWF、国連グローバル・コンパクト（UNGC）が共同で運営するイニシアチブ。
　笠間製本印刷は次のような削減目標を掲げている。
　2023年度排出量を基準とし2030年までに42％削減する。
　スコープ1については、現状対象となる排出源が無い状況。
　スコープ2については、購入電力による間接的な排出があり、こちらをメインに削減する。主に省エネタイプの設備の導入やデマンド監視装置による使用電力の抑制等での節電対応を行う。
　スコープ3については、中小企業版のため現在は対象とはならないが、将来的に排出量を測定し削減を予定。

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