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2025/12/16
【炭素繊維】三菱ケミカル、日本と米国の生産能力を2倍に増強

近年、スポーツ・レジャー、航空宇宙、ハイパーカー分野では製品の軽量化や高性能化へのニーズを背景に高性能炭素繊維の需要は着実に拡大している。同社の高性能炭素繊維は優れた強度と弾性率を兼ね備え厳しい品質基準を満たすことで、業界をリードする顧客から高い評価を得ている。
こうした旺盛な需要に応えるべく、日本および米国の既存の設備を有効活用することで、高性能炭素繊維の生産能力を増強することを決定した。詳細は以下の通り。
・製造拠点:日本 東海事業所・愛知地区(愛知県豊橋市)
米国 サクラメント工場(カリフォルニア州サクラメント市)
・稼働時期:2025年から2027年にかけて段階的に増強(予定)
・生産能力:現状の生産能力の約2倍
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