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2024/1/25

【環境評価融資】artience、「Mizuho Eco Finance」の契約締結

 artienceは、みずほ銀行との間で、シンジケーション方式による「Mizuho Environmentally Conscious Finance」(Mizuho Eco Finance)の融資契約を締結した。
 「Mizuho Eco Finance」は、みずほ銀行とみずほリサーチ&テクノロジーズが脱炭素社会への移行に向けた取り組みを推進していくことを目的に、グローバルに信頼性の高い環境認定や評価等を組み入れた、みずほリサーチ&テクノロジーズが開発した環境評価モデルを用いて、企業の取り組みや指数をスコアリングし、一定のスコア以上を満たした企業に対して融資を行う環境評価融資商品。
 artienceグループは、気候変動への対応をグループの重要課題(マテリアリティ)の1つとして設定しており、国内・海外の生産拠点におけるCO2排出量の削減に取り組んでいる。artienceグループのサステナビリティビジョン「asv2050/2030」では、同社グループのCO2排出量(Scope1+2)について「2050年度カーボンニュートラル達成(生産活動でのCO2排出量実質ゼロ)」を掲げ、さらに2030年度における国内排出量を2020年度比35%削減、海外排出量を2030年度BAU比※35%削減するため、省エネルギーの継続、再生可能エネルギーへの転換、生産プロセスの改革などの施策に取り組んでいる。
 また、顧客企業で使用される際のCO2排出量を抑制する低炭素製品(バイオマス、リサイクルなど)や、温暖化の進行に対してお客様企業や消費者が適応できるようにする気候変動対応製品(遮熱、熱制御など)、化石燃料からの脱却を支援する二次電池用材料(リチウムイオン電池電極用など)の開発と供給に取り組み、気候変動における事業機会創出を推進している。これらの取り組みは複数のESG評価機関から高い評価を得ており、今回の「Mizuho Eco Finance」の融資契約に至った。
※BAU比:事業の成長・拡大に伴うCO2排出増大に対策しなかった場合(Business as usual)の想定排出量との比較

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