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2025/11/14
【産業用AI】IFS、新たなパートナーシップでフロンティアAI・ロボティクス・グリッド技術・ビジネスアドバイザリーのエコシステム拡張

<2025年11月13日、米国ニューヨーク発>IFSは、ニューヨーク・トライベッカで開催中の自社イベント Industrial X Unleashed にて、次世代の産業AIイノベーションとその実運用事例を紹介した。同イベントでは、IFS.aiの産業現場での活用例に加え、実際のユーザー事例を通じた新たなパートナーシップも発表された。
開会にあたり、IFSのCEO、マーク・モファット氏は次のように述べている。
「AIを活用して経済成長を促進し、社会や地球にポジティブな影響をもたらすチャンスは今まさにあります。しかし重要なのは、産業現場でAIを活用することです。これまでの報道ではオフィス業務向けの一般的な生産性向上が注目されてきましたが、IFSはフィールドで働く現場の作業者に対して、業界固有の文脈に沿ったAIを提供できる唯一の存在です。ここにこそ、最も大きなイノベーションと効率向上が生まれるのです」
産業用AIの成長を加速
IFSは、航空宇宙・防衛、エネルギー、建設・エンジニアリング、製造、通信、輸送など、IFSがサポートするハードコア産業向けに、急成長中のAI企業とのパートナーシップを通じて、IFS.aiの能力を現場に適用する取り組みを紹介した。主な取り組みは以下の通り。
1.フロンティアAIモデル
Anthropicとのパートナーシップにより、IFS Nexus Blackが Resolve をリリース。Claudeにより駆動されるこのソリューションは、業界固有のAIを現場の作業者の手に直接届け、作業プロセスを変革し迅速な価値提供を実現する。Resolveは、映像、音声、温度・圧力データ、複雑な設計図などのマルチモーダルデータを解析し、故障を予測・防止する。
実運用事例として、世界最大の独立系蒸留所 William Grant & Sons がResolveを導入。導入数週間で現場作業者向けの生産性ソリューションを展開し、エンジニアがダウンタイム発生前に保守課題を予測・解決できるようになり、資産の信頼性向上、計画外停止の削減、チームの高付加価値業務への注力を可能にした。
2.物理的AIとロボティクス
Boston Dynamicsとのコラボレーションでは、ユーティリティ分野でのIFS産業AIの活用事例を披露。Eversource(ニューイングランド最大のエネルギー供給企業)が、サービス効率と4.4百万世帯への提供改善のための計画を紹介した。
また、1X Technologiesとのパートナーシップも発表され、ヒューマノイドロボットを産業現場に導入する機会が広がる。
3.グリッドと電力
Siemens Grid Softwareとのパートナーシップにより、IFS.aiを活用して次世代の自律型インテリジェントグリッドを設計。資産投資計画やグリッドインフラのアップグレードを実現する。
Constellation Research の創設者兼会長、Rレイ ワン氏は次のように述べている。
「産業用AIのリーダーシップがついに現れました。フロンティアAIモデルやインフラプラットフォームが注目を集める中、これまで欠けていたのは、ミッション・クリティカルな業務フローにAIを直接組み込むオーケストレーション層です。顧客は、製造、ユーティリティ、航空宇宙、エネルギーなどの分野で深い専門知識を持つ信頼できるAIパートナーを求めています。AI時代は、既存ソフトウェアにAI機能を追加するだけではありません。次世代の知能型産業オペレーションにおける制御プレーンを設計し、自律的な実行をリアルタイムで行い、意思決定の迅速化と具体的な成果を達成することが求められています」
イベント登壇者(抜粋)は次の通り。
モハメド・カンデ氏(PwC)
プラサード・サティアヴォル氏(Accenture)
ガーヴァン・ドイル氏(Anthropic)
Dr. メリー・フレイン氏(Boston Dynamics)
ランジット・バワ氏(Deloitte)
ダリル・ウィリス氏(Microsoft)
ステファニー・ウォーナー氏(MIT CISR)
Dr. サビーネ・エアリングハーゲン氏(Siemens Grid Software)
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