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2024/9/25

【特許権侵害】積水化学工業の大型建物用雨といに対する、パナソニック ハウジングソリューションズとケイミューに仮処分命令発令

 積水化学工業は、2023年6月30日に発表したとおり、「大型雨とい高排水システム」を製造販売等しているパナソニック ハウジングソリューションズおよびケイミューに対し、積水化学工業が保有する「大型高排水システム(大型建物用雨とい)」に関する特許権(以下、「積水化学工業特許権」)の侵害に基づく製品の製造・販売等の差止めおよび損害賠償を求める訴訟(以下、「本件訴訟」)を提起していたが、2023年12月28日、積水化学工業特許権に基づき仮処分命令申立ても行い、製造・販売等の差止めを求めていた。
 このたび、2024年9月20日付で、東京地方裁判所により仮処分命令が発令され、以下の製品について、パナソニック ハウジングソリューションズに対し、製造、販売または販売の申出をしてはならない旨、ケイミューに対し、販売または販売の申出をしてはならない旨の命令が下された。
1 以下の品名・サイズ(仕様)の「大型雨とい高排水システム」用部材
  品名:「自在ドレン(高排水用)(上)」
  サイズ(仕様):VP・VU75
2 以下の品名・サイズ(仕様)の「大型雨とい高排水システム」用部材
  品名:「自在ドレン(高排水用)(上)」
  サイズ(仕様):VP100
3 以下の品名・サイズ(仕様)の「大型雨とい高排水システム」用部材
  品名:「自在ドレン(高排水用)(上)」
  サイズ(仕様):VP125
 本件訴訟についても、積水化学工業の主張が認められるよう引き続き訴訟活動を継続していく。
 積水化学工業は知的財産権を重要な経営資源と位置づけており、積水化学の知的財産権を保護するために、今後も必要な措置を講じていく。

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