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2025/5/28
【空冷式UV LED光源】京セラ、優れた硬化性能と小型化を両立した「G7Aシリーズ」発売
京セラは、インクや樹脂の硬化、接着などに活用されているUV LED光源において、優れた硬化性能を有しつつ、世界最小クラス※1となる小型化を実現した空冷式UV LED光源「G7Aシリーズ」を開発し、2025年6月から販売を開始する。

近年、UV硬化用光源は消費電力削減によるCO2抑制やオゾンの発生抑止による環境への配慮、水銀規制への対応が重要な課題となっている。また、昨今の製造現場ではさらなる省スペース化が求められていることから、より小型で高い硬化性能を有する光源が求められている。
京セラのUV LED光源は、環境負荷が少ないことに加え、高出力でありながら冷却水を必要としない空冷式を採用しているため、冷却ユニットなどの付帯設備が不要となり省スペース化が可能。これにより、印刷や接着、液状ガスケットなど製造現場で使用されるさまざまな用途向け装置の効率化や環境負荷の軽減に寄与していく。
空冷式UV LED光源「G7Aシリーズ」の特長は次の通り。
(1)空冷式UV LED光源において世界最高クラス※2の照度を実現
京セラ独自技術の放熱性に優れたセラミック基板とヒートシンクを含むモジュール放熱設計により、エネルギー効率を最大限まで高め、空冷式UV LED光源で世界最高クラス※2の照度20W/cm2(照射距離0mm)を実現。さらに、硬化性の重要な指標となる積算光量400mJ/cm2(50m/min時)を達成したことにより、水冷式に匹敵する高速硬化性をコンパクトなサイズで実現している。
(2)世界最小クラス※1のサイズで省スペース化に貢献
従来の高出力品であるG5Hシリーズと比較して、製品の設置面積を62%削減、高さを10%低減したことで、同じ光学性能を持つ製品において世界最小クラスのサイズ(120×52×151mm)を実現。照射窓サイズは30mmを確保し、高い硬化性能を維持しながら省スペース化に貢献する。

(3)多種多様な印刷物に合わせた照射幅のカスタマイズが可能
120mm単位のユニット構造を採用しており、光源を連結することで最小120mmから最大2400mmまでの照射幅に対応できる。これにより、多種多様な印刷物に合わせて、柔軟に照射幅をカスタマイズすることが可能。また、シリアル通信により外部機器との接続が可能で、約30mm単位で照射を制御できるため、印刷物に応じたLED照射幅の調整や照射領域の選択が可能。

(4)照射状況のモニタリング機能で安定稼働を実現
シリアル通信によりLED温度、LED電流、ファン動作時間、累積照射時間などのモニタリング機能を有す。また、UV LED光源の異常検知や装置側の制御システムへのエラー出力、フィルタ交換時期やLED寿命通知も可能で、システムの安定稼働を実現。
京セラは、本製品の供給により各産業に用いられる設備の省スペース化に寄与し、持続可能な地球環境の実現に貢献していく。
※1 積算光量300mJ/cm2以上の空冷式製品において。2025年3月京セラ調べ
※2 UV硬化用途の空冷式UV LED光源において。2025年3月京セラ調べ

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