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2025/12/6

【空気分離装置】日機装、ラスベガスのASU受注。Matheson Tri-Gasと提携

 日機装は、連結子会社グループであるClean Energy & Industrial Gases グループ (CE&IGグループ) が、Matheson Tri-Gas, Inc.(日本酸素ホールディングスの完全子会社、以下「Matheson」)がネバダ州ラスベガスに建設する空気分離装置(ASU)の受注を獲得したことを明らかにした。このプロジェクトは2027年の完成を予定している。
 新設プラントでは、酸素、窒素、アルゴンを生産し、ネバダ州、カリフォルニア州、ユタ州、アリゾナ州における医療、製造、建設、食品加工産業で増加する液化ガス需要に対応する。
 さらに、CE&IGグループは、同プラントから液化窒素を調達し、ラスベガスにある自社ポンプ製造施設で設置・導入前に実施するクライオジェニックポンプの性能試験に使用する。
 CE&IGグループ Process Systems部門 プレジデントであるGeorge Pappagelis氏は次のようにコメントしている。
 「本プロジェクトは、CE&IGグループとMathesonの長年にわたるパートナーシップを基盤としており、CE&IGグループの拡張性と信頼性を兼ね備えた空気分離装置の建設における専門知識と、Mathesonの各種パッケージガスおよび特殊ガスの供給能力を融合させるものです。両社の強固な関係により、当社ラスベガスの製造拠点向けに液化窒素を供給する革新的な契約も実現しました。このプロジェクトはCE&IGグループとMathesonだけでなく、両者のお客様にも利益をもたらすものです」
 Matheson OnsiteバイスプレジデントのMark Weir氏は次のようなコメントを寄せている。
 「米国南東部地域に拠点を置くお客様を支援するため、CE&IGグループと協力できることを大変うれしく思います」

空気分離装置(ASU)

■CE&IGグループについて
 日機装の連結子会社グループであるCE&IG グループは、世界中で極低温機器・ソリューションを提供するリーディングカンパニー。低炭素エネルギーや産業ガスに対する市場の変化に対応し、革新的な製品と協働型のソリューションでニーズに応えている。グループ全体で20カ国以上に拠点を持ち、1800名以上の従業員を擁している。

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