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2024/10/18
【第4回 サステナブル マテリアル展】住友金属鉱山、パワー半導体用の貼り合せSiC基板や初公開の透明近赤外線反射薄膜など展示
住友金属鉱山は、10月29日~31日まで幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される展示会「第4回 サステナブル マテリアル展(SUSMA)」に、カーボンニュートラルなどのサステナビリティ課題に貢献する素材を複数出展し、粉体合成や結晶加工などのコア技術を活かした開発力を訴求する。
同展示会では、パワー半導体用の貼り合せSiC(シリコンカーバイド)基板「SiCkrest®」(サイクレスト®)や、初めて公開する「透明近赤外線反射薄膜」と「鉄系合金微粉末」など計11種類の製品を展示予定。
透明近赤外線反射薄膜は、従来品の近赤外線吸収微粒子とは異なるニーズに対応する、省エネルギー化に貢献可能な素材。鉄系合金微粉末は、一般的な方法よりもエネルギー消費が少ないプロセスで製造する鉄・ニッケル・コバルト系の合金素材で、コイル(インダクタ)や鉄系触媒など幅広い用途を想定している。
住友金属鉱山は、自社製品と課題解決に共に取り組むパートナーのアイデアを共創(クロス)させ、社会にインパクトを与える新たな価値を掘り起こすこと(マイニング)を目指すX-MININGの活動を行っている。同展示会においても多くの開発品を展示し、多様なステークホルダーとの対話を通じて、素材の観点から持続的な社会に貢献できる価値創出を目指す。
出展製品は次の通り。
<初公開の開発品>
・透明近赤外線反射薄膜
・鉄系合金微粉末
<開発品>
・鉄ガリウム(Fe-Ga)磁歪合金単結晶
・金属錯体導電性ペースト
・微粒銅粉
・超微粒ニッケル粉
・非シリコーン系 高耐熱・高放熱グリース
<販売品>
・貼り合せ SiC 基板「SiCkrest」
・SmFeNコンパウンド
・銅張積層板(2層FCCL、透明FCCL)
・AuSn(金錫)ろう材
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