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2024/10/18

【第4回 サステナブル マテリアル展】東洋紡グループ、二軸延伸PLAフィルム、超高耐熱OPPフィルムなど展示

 東洋紡グループは、10月29日~31日までの3日間、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される「第4回サステナブルマテリアル展-SUSMA-」に出展する。ブース番号は46-26。
 4回連続の出展となる今回は、「TOYOBOは100年以上前からサステナブル」をテーマに、“3R(Reduce・Reuse・Recycle)+Renewable”※1の視点から環境配慮型のフィルム、機能樹脂、クッション材や繊維製品など、循環型経済と脱炭素社会の実現への貢献を目指す、同社グループの高機能素材を幅広く紹介する。
※1 回避可能なプラスチックの使用は合理化(Reduce・Reuse)した上で、必要不可欠な使用は、再生素材や再生可能資源に切り替え(Renewable)、徹底したリサイクルを実施する(Recycle)こと
 主な出展内容は次の通り。
(1)<初出展>二軸延伸ポリ乳酸フィルム(開発品)
 100%バイオマス原料のポリ乳酸樹脂を使用し、独自の製膜技術により寸法安定性や機械特性を付与したフィルム。表面設計技術を駆使し優れた透明性を実現、光学フィルムなど工業用途展開も視野に提案。

新開発の二軸延伸ポリ乳酸フィルム(試作品)

(2)<初出展>超高耐熱 二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルム「パイレンEXTOP® XP311」
 一般的な二軸延伸OPPフィルムよりも高温での熱収縮率が小さく、インキや接着剤、コート剤との密着性を向上させたフィルム。PETフィルムの代替素材としてモノマテリアル包装に適しているほか、工業用途への提案も可能。
(3)水平リサイクル型三次元網状繊維構造体「ブレスエアーメビウス®」
 市場から回収した使用済みの自社製三次元網状繊維構造体に由来する再生化原料を25%(原反1枚に対する平均値)以上配合し、バージン原料100%の従来品と同等の機能性や快適性を実現したクッション材。
(4)炭素繊維複合糸「CfC yarnTM
 独自の複合紡績糸技術を応用した糸構造により、高い樹脂含浸性や成形を容易にする柔らかい風合いを有する、リサイクル性に優れた熱可塑性炭素繊維複合糸。これまでのナイロン繊維に加えて更なる耐久性を得ることができるポリカーボネートを複合繊維とした新商品をラインアップ。

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