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2024/7/31
【脱プラ】アルサ、４way段ボールハンガーを開発、店頭運用をスタート
アルサが運営する自然派クリーニング「Solairo Cleaning Factory」（そらいろクリーニングファクトリー）は、４way段ボールハンガーの開発に成功し、8月1日から4店舗の店頭での運用をスタートする。これにより店頭でのプラスチックハンガーはほぼ全て段ボール製ハンガーに切り替わる見込み。（年間1000kg以上のプラスチック削減見込み）
2022年11月に「Yシャツ用段ボールハンガー」の導入後、コートやスーツ、ジャンバー等の荷重に耐えられる強度の段ボールハンガーの開発に着手、さらにスカートにも対応したハンガーの開発に成功。大国段ボール工業（福岡県行橋市、代表取締役 寺澤一光）と共同開発。クリーニング用の包装機で使用できる業務用段ボールハンガーとしては、業界初の試み。
■4way
１．スーツ・コート・ジャンパー類用
２．パンツ用
３．スカート用 ※付属パーツあり
４．ワンピース用
■4つの製品特徴
１．100%再生紙製
２．使用後もリユース＆リサイクルでゼロ・ウェイスト
３．2つのパーツを組み合わせて強度を実現（特許取得済）
４．ボディ部分はコミュニケーション面として活用可能
Solairo Cleaning Factoryでは、「全てのサービスをサステナブルにしたい」との思いにより、2022年2月からYシャツ用段ボールハンガーの開発をスタートし、二つの部位を組み合わせることで耐荷重性や再利用性、コストの効率を追求し、同年11月に完成した。
かねてより課題となっていた耐荷重性の高いハンガーの開発を加速させ、耐荷重２kg程度のハンガーづくりに成功し、さらにワンピースを掛けたり、スカートを挟む部材も段ボールで造形することに成功し製品が完成した。素材は100%リサイクル素材。使用後も店頭で回収後リユースし、古くなったものは今一度リサイクルに回すサステナブルな仕組みとなっており、環境に配慮した製品となっている。
＜製品スペック＞
●材質：段ボール、チップボール（再生材、ネック部分に一部使用）
●重量：54g
●耐荷重：2kg
●サイズ：縦26cm×横38cm×厚さ3mm
●用途：クリーニング用ハンガー（業務用）
今後、グループ会社の商社等を通して日本全国での販売を計画しており、クリーニングサービスをよりサステナブルなものにできるよう業界に貢献していく。
＜Solairo Cleaning Factoryとは＞
環境や肌や衣類にもやさしい自然派クリーニング店として2021年10月に誕生。水洗いできるものは全て100％植物性の洗剤で洗っており、一般家庭の生活排水の改善・プラスチック容器削減を目的に、その洗剤を店頭で量り売り販売している。また、量り売り洗剤類の売上の一部は環境保全団体へ寄附する仕組みとなっている。
現在、博多エリアに4店舗展開しており、2022年7月21日より福岡県および（公財）福岡県リサイクル総合研究事業化センターと共同で衣類ビニールカバーの回収・リサイクル実証実験中。
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