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2024/10/16

【自動車向けシール製品】NOKグループ、インドに新工場完成。インド北部の生産拠点として2025年1月より稼働開始

 NOKは、グループ会社であるFreudenberg NOK(本社:インド共和国タミル・ナドゥ州チェンナイ、 Kerstin Borrs会長)がインド共和国パンジャーブ州モリンダに自動車向けシール製品を製造する「モリンダ工場」を新設し、2024年10月15日に開所式を執り行った。同工場は、インド北部の製造拠点として、同州のバスマ工場から生産設備を移設し、2025年1月より稼働を開始予定。
 モリンダ工場では、インド現地や在インドの日系・欧米系自動車メーカー向けに、自動車向けのエンジンシール、バルブステムシール、ダストカバー、Oリングなどを製造する。自動化設備を導入することで、2024年度比約10%の増産(年間)を見込んでいる。また、同工場の屋上には1.5MWの太陽光発電装置と最新の雨水利用装置を設置し、環境に配慮した生産体制を構築している。
 「Essential Core Manufacturing ― 社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を掲げるNOKグループは、今後もグローバルな供給体制の強化・構築に取り組んでいく。
<「モリンダ工場」の概要>
・所在地:インド共和国パンジャーブ州モリンダ
・竣工:2024年9月
・面積:13,082m2
・生産品目:自動車向けシール製品
・稼働:2025年1月を予定
■Freudenberg NOK Pvt., Ltd.
 NOKのグループ会社で、インドにおけるNOKおよびNOKと資本・技術提携を結ぶ独Freudenberg社の合弁企業。
・創立:2000年9月
・生産拠点:インド・モリンダ工場(北部)、インド・チェンナイ工場(南部)
・従業員数:1,650名(2024年3月末時点)

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