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2024/8/20

【自動車用ウインドーフィルム】リンテック、日射熱や紫外線をカットする高透明タイプの遮熱フィルム追加

 リンテックは車内の暑さ対策として、高い透明性を保ちながら遮熱性能の向上を実現した「IR-85HD」を新たにラインアップ。多彩な機能性とデザイン性を兼ね備えた自動車用ウインドーフィルム「ウインコス オートモーティブフィルム」シリーズの新アイテムとして、2024年8月26日から販売を開始する。
 自動車用ウインドーフィルムは従来、車外からの視線をカットするプライバシー保護やデザイン性の観点などから後部座席の窓ガラスに貼る濃色タイプが主流であったが、近年、夏の厳しい暑さへの対策として透明タイプの遮熱フィルムが注目されている。 リンテックはこれまでも、高い透明性を保ちながら日射熱や紫外線をカットする「IR-90HD」を展開してきたが、このたび近赤外線*1カット率を約15%向上させ、より遮熱性能を高めた透明タイプの新アイテム「IR-85HD」をラインアップする。
 今回発売するのは、フロントガラス(前面ガラス)にも貼付可能*2な高い透明性を保ちながら、暑さの原因といわれる近赤外線を約85%カットする自動車用ウインドーフィルムの新アイテム。さらに、人体に有害とされる紫外線を99%以上カット。ガラスが破損した際に破片の飛散を低減する効果も併せ持っている。
 フロントガラスは安全上の理由から、透過する光の割合を示す可視光線透過率が70%以上必要であることが道路運送車両法で定められているが、新アイテムはそれに対応した可視光線透過率を実現。フロントガラスにも貼付可能で、車内全体の暑さ対策に貢献する。
*1 近赤外線領域:780~2500nm
*2 本製品には約89%の可視光線透過率があるが、窓ガラスに貼付した後の可視光線透過率70%以上を保証するものではない。

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