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2024/1/17

【自動運転】積水樹脂、呉市の「次世代モビリティ導入に向けた交通社会実験」に参画

 積水樹脂は、2024年1月18日~21日に実施される「次世代モビリティ導入に向けた交通社会実験」(呉市、および、国土交通省 中国地方整備局 広島国道事務所 実施)において、同社、トヨタ自動車未来創生センター(以下「トヨタ」)、および、光波と共同開発した「スマート道路鋲」および「LED表示板(オプトマーカー)」を提供し、参画する。

 次世代モビリティ導入に向けた交通社会実験イメージ


 本実験では、呉市と広島国道事務所が、呉駅(広島県呉市宝町)と商店街「れんがどおり」を結ぶ約2kmのルートに自動運転車両を運行。その中で、れんがどおりのような歩⾞混在空間で自動運転車両接近時における路側からの歩行者に対する注意喚起の実証実験が行われる。車両や歩行者に対して安全運転、安全歩行を支援する「スマート道路鋲」と「LED表示板(オプトマーカー)」の試作品により、歩行者が車両の接近状況や状態を直感的に理解でき、歩行者に安全な場所へのスムーズな移動を喚起することで、自動運転車両の安全な走行を支援する。
<実験協力の内容>


1 自発光道路鋲
 従来製品は薄暮から夜間時に単色発光するのに対し、今回開発した試作品は、自動運転車両の接近と連動し、昼夜問わずフルカラー発光にて、歩行者に対し注意喚起を行う。

二方向への発行
フルカラー発光


2 LED表示板(オプトマーカー)
 自動運転車両の接近と連動して点滅表示とスクロール表示にて注意喚起を行う。


 積水樹脂は、長期ビジョン「積水樹脂グループビジョン2030」において、「自動運転等次世代交通技術」を成長戦略重点分野の1つに位置づけている。同社の交通安全製品とIoT技術の融合により、路車間連携製品を開発。これにより、自動運転車と歩行者、または運転者のいる車両との円滑な相互コミュニケーションの実現を目指し、今までも様々な自治体での社会実験に参画し、その経験を生かしてきた。
 今後も、自動運転車両をはじめとした次世代モビリティ社会に向けた開発・研究を推進し、自動運転車両、運転者のいる車両、歩行者が共に安全で快適な生活を送る社会を目指す。

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