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2026/2/5

【蓄電システム事業】デルタ電子と古河電池、パートナーシップ契約締結

 デルタ電子と、古河電池は、日本国内における蓄電システム(ESS:Energy Storage System)事業においてパートナーシップ契約を締結し、2026年2月4日、デルタ電子田町本社において両社代表による調印式を執り行った。

 今回の提携を通じて、両社は双方の強みを活かした蓄電ソリューションを提供し、持続可能な脱炭素社会の実現と需要家様のROI向上の両立、また分散型エネルギーリソースの普及に貢献する考えだ。

背景と目的

 近年、世界的な脱炭素社会への潮流が加速する中、日本国内においても企業における脱炭素要請の高まり、再生可能エネルギーの導入拡大に伴う系統安定化、電力需給の逼迫に伴う電力レジリエンスの強化が急務となっている。こうした中、電力市場取引(需給調整市場や卸電力市場)への対応や、需要家様の再エネ自家消費最大化など、多様化するニーズに対応するため、ESSに関するハード・ソフトを併せた期待がかつてないほど高まっている。また、ESSの安定した稼働を支えるアフターサービスの重要性も求められている。

 デルタ電子は、グローバルで実績のある高効率な蓄電ソリューションと高度なエネルギーマネジメントシステム(EMS)を展開している。一方、古河電池は、高品質な蓄電池生産技術と品質管理体制、そして国内全域をカバーする強固なサービスネットワークを有している。

 同パートナーシップは、デルタ電子の「ハード・ソフト両面での革新的で高効率な技術力」と、古河電池の「国内ネットワーク/サービス体制、高品質な生産技術/品質管理体制」を組み合わせることで、日本の需要家様に最高水準のESSソリューションを提供することを目的としている。

共同展開の主軸:オールインワン蓄電システム「FBESS(エフベス)」「Cシリーズ」

 今回の提携の柱として、両社の技術を融合した共通プラットフォームを基盤とする、系統・需要家向けオールインワン蓄電システム「FBESS(エフベス)」を展開する。

 FBESSは、デルタ電子が’25年7月に発表したオールインワン蓄電システム「Cシリーズ」をベースにしており、国内補助金適用要件に準じた日本仕様での国産ESSとなる。省スペースでありながら高出力を実現、かつ需要家様ニーズに応じたシステム柔軟性を兼ね備えている。

 FBESSおよびCシリーズは、デルタ電子のEMS「DeltaGrid」と組み合わせることで、ESSソリューションのマルチパーパス利用を促進する。また、高度な電力市場取引に対応するEMSとリソースアグリゲーションを組み合わせることで、複雑な市場環境下でもESSのポテンシャルを最大限に引き出す最適制御が可能となる。これは、収益最大化による経済的価値の向上を達成するとともに、脱炭素化への貢献を同時に実現する。

 アフターサービス体制は、デルタ電子のEMS「DeltaGrid」による遠隔監視/技術判断の下、古河電池が保守メンテナンス、現地出動/旧対応を供する。

今後の展望
 両社はパートナーシップを通じて、産業用・系統用ESS市場において確固たる地位を築くことを目指す。

導入目標
 FBESS並びにCシリーズ合計で今後3年間で累計500MWhの蓄電システム導入を目指す。 

ターゲット市場
 系統用蓄電所、ユーティリティ会社、デベロッパー、商業施設、製造工場、物流倉庫、メガソーラー、およびBCP対策を重視する需要家様等。 

 

代表者コメント

デルタ電子 代表取締役社長 華 健豪氏
 「デルタのグローバルな技術力と、日本市場で深い信頼を持つ古河電池様との提携は、日本のエネルギー市場に新たな価値をもたらすと確信しています。DeltaGrid®によるインテリジェントな管理と、古河電池様の高品質なサービスを組み合わせることで、法人お客様のサステナブルな脱炭素化を強力に支えます」

 

古河電池株式会社 代表取締役社長 黒田 修氏
 
「業界をリードするデルタ電子様と提携は、古河電池にとって大変心強く、大きな成長の機会となります。両社が有する技術・ネットワークを掛け合わせ、提案していく新製品“FBESS(エフベス)”は、ステークホルダー皆様のご期待に応えるソリューションを提供できると確信しています。デルタ電子様との協業を通じて、古河電池は引き続き、持続可能な社会の実現と中長期的な企業価値向上に向けて取り組みを進めてまいります」

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