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2025/5/19
【車室内表示向け3528フラットLED】サンケン電気、「SEP1WC1L19DTA」の量産開始
サンケン電気は、3528サイズ(2.8×3.5×0.7mm)の車載用白色LEDで業界トップクラス*の高輝度を実現したフラットLED「SEP1WC1L19DTA」の量産を開始した。同製品は、パッケージ構造を改善し放熱性能を向上するとともに、樹脂やチップを高耐熱化することで、業界トップクラス*(同社従来品の1.6倍)となる高光度3500mcd(typ.)(IF=30mA)を実現した。
高い信頼性だけでなく、高効率と高輝度の両立が必要とされる車載インテリア向けの白色LED。特に、高い輝度が必要とされるブラックアウトパネルデザインのバックライトに適している。
なお、SEP1xx1Lシリーズは、同製品以外にも、青・緑・赤など豊富な発光色の高輝度LEDを展開する予定。

*2025年5月現在。サンケン電気調べ
「SEP1WC1L19DTA」の製品概要は次の通り。
(1)高い放熱性能
新しいパッケージは、チップから発生した熱をチップの真下に放熱させる構造に変更。これにより、放熱経路が短く、放熱面が広くなるため、放熱性が向上した。

(2)業界トップクラス*の高輝度
放熱性を向上させるとともに、高耐熱・高耐光の樹脂および高耐熱のチップを採用。これにより温度ディレーティング特性が向上し、従来よりも大きな電流値で使用することが可能になり、同社従来品の約1.6倍の光度3500mcd(typ.)(IF=30mA)を実現。
また、高反射Agメッキを採用するとともに、硫化対策シリコーン封止樹脂を採用しており、Agの硫化を抑制することで長期間使用しても高い輝度を維持できる。

(3)ブラックアウトパネルデザインのバックライトに最適
車の操作パネルでは、スタイリッシュで高級感のあるブラックアウトパネルデザインの採用が増えてきている。ブラックアウトパネルデザインとは、電源オフ時は操作パネルが黒一色でインテリアに溶け込み、電源オン時はパネルに操作ボタンのアイコンなどが浮かび上がるようなデザイン。
従来のデザインにおける構造材の光透過率は40~50%であったが、ブラックアウトパネルデザインの光透過率は約10%と低いため、バックライトの光源にはこれまで以上に輝度の高いLEDが必要。このデザインにおいて白色LEDに必要とされる光度は、従来デザインの2倍となる4000mcd以上。
SEP1WC1L19DTAは高輝度を実現するとともに、車載製品に必要な高い信頼性も有しており、ブラックアウトパネルデザインのバックライト光源に適している。

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