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2025/6/25
【車輛】積水化学工業、インド・プネに外装向け射出成型工場新設。インド6番目の工場
積水化学工業は、インド西部のマハーラーシュトラ州プネにおいて、車輌射出成型品の生産・販売を行う合弁会社SEKISUI DLJM MOLDING PRIVATE LIMITED(以下「セキスイDLJMモールディング」)のインドにおける6番目の工場を新設することを決定した。今回の新工場の設立にかかる投資額は約5億円、稼働は2026年1月を予定している。
積水化学工業の高機能プラスチックスカンパニー(プレジデント:浅野陽)は、戦略分野の1つであるモビリティ分野において射出成形事業を主要事業の1つと位置付けている。インドにおける同事業の拡大を目的として、2011年8月に現地企業Dipty Lal Judge Mal Private Limitedとの合弁でセキスイDLJMモールディングを設立し、事業を開始した。以降、インドにおけるモータリゼーションの進展を背景に事業エリアを拡大。今回、多くの自動車メーカーが集中し、成長が期待されるプネエリアで新工場の設立を決定した。これにより、インドにおける生産能力を約15%増強させ、さらなる事業拡大を図る。なお、積水化学工業グループにおける事業主体は、積水化学工業の100%子会社である積水テクノ成型となる。
<プネ工場の概要>
所 在 地:マハーラーシュトラ州プネ県チャカン地区
規 模:敷地面積1万44m2 、工場延床面積6288m2
生産品目:車輌(四輪・二輪)射出成型品
稼働時期:2026年1月予定
セキスイDLJMモールディングは、プネ工場稼働の効果などにより、2030年に売上高200億円を目指す。
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