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2024/10/4

【輸送用仮固定テープ】テサテープ、リサイクル可能な紙基材の「tesa 64295」発売

 テサテープは、家電製品輸送時の仮固定にサステナブルな選択肢として、2024年10月より新製品「tesa(R) 64295」の販売を開始する。

リサイクル可能な仮固定テープ

 一般的にストラッピングテープとして知られている輸送用仮固定テープは、家電製品の輸送中に棚、ラック、コンテナ、インサートなどの緩い部品や可動部品の固定に使用される。商品が消費者のもとに届くと仮固定用テープはすぐに剥がされ廃棄される。従来のプラスチック素材の仮固定用テープは、プラスチックゴミを生じることがこれまでの課題であった。tesa(R) 64295は、より持続可能なソリューションに対する需要の高まりを受けて、開発された。信頼性の高い接着性を有し、使用後はリサイクルプロセスを損なうことなく、包装材料と一緒に廃棄することができる(PTS-RH 021:2012試験方法に基づく)。

 tesa(R) 64295は、適切に管理された供給源からの紙を使用した基材に、無溶剤の天然ゴム粘着剤を塗工した仮固定用粘着テープ。製品全体の75%※1以上がバイオマス由来。また、紙管には再生紙を使用。
※1 製品重量に基づいた割合
 「輸送用仮固定テープは、商品が損傷なく到着することを保証し、輸送中の家電製品の破損による経済的損失やお客様の不満のリスクを軽減します」と、テサの家電部門責任者であるフランク・ドーマン氏は説明する。「tesa(R) 64295は、バージンプラスチックの使用量削減に貢献する製品です。私たちは、性能を損なうことなく、従来のプラスチックテープに代わる、より持続可能な代替品を提供することで、お客様のサステナビリティへの取り組みを支援します」。
 tesa(R)64295の導入は、テサの包括的な持続可能性戦略における更なる一歩。テサは2030年までに全製品に占めるリサイクル素材とバイオマス由来素材の割合を70%まで高め、バージンプラスチックの使用を半減させるという目標を掲げている。
 tesa(R)64295は、使用後にリサイクルプロセスに影響を与えることなく、梱包材と共に廃棄することができ、持続可能な包装ソリューションへの高まる需要に応える。
■PTS-RH 021:2012に基づくリサイクル性試験
 tesa(R) 64295は、PTS-RH 021:2012に基づいた試験方法によると、製品の71.7%がリサイクル可能。リサイクル可能率は、水溶性物質を除いた製紙工程で再利用可能な部分を示す。最適なリサイクルを実現するには、紙と一緒にリサイクルする必要がある。粘着剤を含む残りの28.3%はリサイクルできないため、リサイクル時に廃棄する必要がある。tesa(R) 64295のPTS-RH 021:2012試験証明書はリンクから確認できる。

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