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2026/4/1
【金型】双葉電子工業、試験片成形の段取りを効率化し金型内センサを搭載可能とした「カセット式樹脂試験金型」を発売
双葉電子工業は、射出成形における段取り替えの効率化を実現する「カセット式樹脂試験金型」を2026年4月1日に発売した。

【開発の背景】
近年、製造業界ではカーボンニュートラル実現に向けた再生材料の活用拡大や、サプライチェーンの多様化に伴い、プラスチック材料の品質検証の需要が高まっている。
このため、JISなどの各種規格に準拠した試験片の成形頻度が増加していますが、金型一式の製作・交換に多大なコストと工数がかかる点が課題となっている。
同社は、長年培った試験片金型の製造技術と金型内センシング技術を融合し、より効率的かつ低コストで多様な試験片を成形できる「カセット式樹脂試験金型」を新たに開発。これまで蓄積した顧客の要望をもとに、標準化を実現した。
【特長】
「カセット式」による段取り効率化
カセット式樹脂試験金型は、金型ホルダーを射出成形機に常時取り付けたまま、固定側・可動側のカセット式インサート(以下、インサート)のみを容易に交換できる構造を採用している。これにより、試験片ごとに金型一式を載せ替える必要がなくなり、段取り時間を大幅に削減できる。また、インサートを用意するだけで多種多様な試験片に対応できるため、従来の金型製作コストを抑えられるだけでなく、金型保管の省スペース化にも大きく貢献する。

多種多様な試験片に対応する充実したラインナップ
インサートは、JISやUL 94(難燃性評価)などの規格準拠品から、スパイラルフロー(流動性評価)用など、全12種類を標準ラインナップしている。さらに、ゲート形状・位置、抜き勾配、収縮率、ガスベント、センサ位置など、お客様の評価目的に合わせたカスタム仕様にも柔軟に対応する。
・標準インサートのラインナップ

同社製「金型内センサ」の搭載が可能
カセット式樹脂試験金型は、目的や用途に応じて同社製の「金型内センサ」を搭載できる。金型内センサを活用することで、金型内の圧力、樹脂温度、金型表面温度などを正確に計測でき、試験片の成形プロセス監視やトレーサビリティ管理を実現。また、金型内センサは固定側インサートに搭載できる設計を採用しているため、可動側インサートを別タイプに交換した場合でも同一の計測環境を維持したまま計測できる。
※固定側インサートと可動側インサートの組み合わせによって、金型内センサの適用外となる場合がある

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